弘前大学

青森県民俗の会×弘前大学地域未来創生センター公開シンポジウム「津軽の年占行事『七日堂祭』を考える」開催のお知らせ(1月25日開催)

2015.01.07

 弘前市岩木山神社、鬼神社、平川市猿賀神社の正月行事「七日堂祭」は、平成21年に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として国の選択を受けました。この三社の七日堂祭については、『青森県史』民俗部会、青森県民俗文化財等保存活用委員会が、鬼神社の七日堂祭については、弘前大学人文学部文化財論講座が調査を行い、それぞれ成果を刊行しています。そこで青森県民俗の会と弘前大学地域未来創生センターでは、公開シンポジウムを開催し、「七日堂祭」に関わる映像資料を公開し、その文化史的意義について考える機会といたします。この行事の特色や無形の民俗文化財としての価値を県民に広く知ってもらう内容となっております。皆様のご参加をお待ちしております。

 

 1.日 時: 2015年1月25日(日)13:00~15:00

 2.場 所: 弘前大学人文学部 4階 多目的ホール

 3.対 象: 市民・学生100名

        ※事前申込は不要です。

 4.プログラム:

   司会             山田 嚴子

                  (弘前大学人文学部教授・青森県民俗の会)

   開会のあいさつ        青森県民俗の会代表 古川 実

                  (青森県立郷土館民俗担当)

   趣旨説明・シンポジスト紹介  山田 嚴子

   基調報告

    「七日堂祭を記録する」                    古川 実

    「七日堂祭の基礎的考察:寺院行事から神社行事へ」       石戸谷 勉

      (青森県史編さん調査研究員・青森県民俗の会)

    「東アジアからの仏教の受容:七日堂祭の地域性を考える一視点」 松尾 恒一

      (国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授)

   コメント

    中世文学研究の立場から  渡辺 麻里子

                 (弘前大学人文学部教授)

    信仰史研究の立場から   小池 淳一

                 (国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授・

                  青森県史編さん企画編集委員・青森県民俗の会)

   討議

   閉会のあいさつ         人文学部長 今井 正浩

 5.協 賛: 青森県教育委員会、弘前市教育委員会、平川市教育委員会

 6.協 力: 岩木山神社、猿賀神社・鬼神社氏子総代

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問い合わせ先:

弘前大学人文学部

文化財論講座・コミュニケーション講座

弘前大学地域未来創生センター(担当教員 山田)

(弘前市文京町1)

TEL:0172-39-3198(平日10:15~15:00)

E-mail:irrc@hirosaki-u.ac.jp