弘前大学

公開セミナー「エンドグリコシダーゼから糖鎖科学を展望する」(仮題)開催のお知らせ(4月21日開催)

 エンドグリコシダーゼは、糖タンパク、糖脂質、及びプロテオグリカンの糖鎖の内部を加水分解し、オリゴ糖を遊離する酵素群で、1980年台から1990年台にかけて、我が国を中心として続々と発見されました。平成9年(1997年)、弘前大学医学部遠藤正彦教授を班長に、我が国のエンドグリコシダーゼの発見者からなる文部省科学研究費補助金の班会議が組織され、以来4年間研究は輝かしく発展して世界をリードし、毎年弘前で公開シンポジウムが開催され、平成12年(2000年)遠藤教授をチェアマンに京都で国際会議が開催され、そして、平成18年(2006年)Kodansha-Springer 社よりエンドグリコシダーゼに関する英文著書が刊行されました。

 以来約10年、エンドグリコシダーゼは、関連酵素の開発、糖鎖構造研究への応用、糖鎖の酵素的合成へと目覚しく発展し、最近ではエンドグリコシダーゼの生物学的機能の解明へと、新しい展開を見せております。そこで、エンドグリコシダーゼ研究のその後の発展と今後の展望を、公開セミナーで討論することになりました。関心をお持ちの方は、どうぞご参加くだされ、ディスカッションに加わってください。

 1.日 時: 2015年4月21日(火)14:00~18:00

 2.会 場: 弘前大学創立50周年記念会館 2階 岩木ホール

 3.  対 象: 本学教職員・学生、企業及び一般市民で関心のある方

       ※参加費無料。事前申込は不要です。

 4.テーマ: 「エンドグリコシダーゼから糖鎖科学を展望する」(仮題)

 5.発言者:

  〈1〉エンドグリコシダーゼの生化学

     糖鎖構造解析(二次元糖鎖マップを用いる)に関する研究

     大阪大学名誉教授  長谷 純宏 先生

     糖タンパク質に結合するアスパラギン結合型糖鎖遊離酵素の構造と機能

     大阪市立大学大学院理学研究科准教授  伊藤 和央 先生

     深在性真菌症創薬の新たな標的:エンドグリコセラミダーゼ関連タンパク質EGCrP

     九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門教授  伊東 信 先生

  〈2〉エンドグリコシダーゼを用いた糖鎖工学

     微生物のエンドグリコシダーゼを用いた機能性糖鎖化合物の合成と糖鎖の改変

     京都大学名誉教授

     石川県立大学生物資源工学研究所教授  山本 憲二 先生

     Endo-Mを用いる糖鎖付与技術の工学的展開

     東海大学工学部応用化学科教授  稲津 敏行 先生

     エンドグリコシダーゼを用いたプロテオグリカンの糖鎖工学の新展開

     弘前大学名誉教授

     弘前大学大学院医学研究科糖鎖医化学講座特任教授  遠藤 正彦 先生

   〈3〉エンドグリコシダーゼの生物学

     糖タンパク質を分解するための微生物の戦略

     九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門教授  竹川 薫 先生

     細胞質の脱N型糖鎖酵素:基礎科学の醍醐味

     理化学研究所糖鎖代謝学研究チームリーダー 鈴木  匡 先生

    (発言者のテーマ・内容およびプログラムは、変更することがあります。)

    〈世話人代表〉

     吉田 圭一

     日本糖鎖科学コンソーシアム事務局長

     独立行政法人理化学研究所

     グローバル研究クラスタシステム

問い合わせ先:

    弘前大学大学院医学研究科糖鎖医化学講座 遠藤 正彦

      TEL:0172-39-5036

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