弘前大学

平成28年度 第一回健康食品管理士会東北支部会研修会ならびに市民公開講座のお知らせ

2016.04.22

参加費は無料です。皆様お誘い合わせ、ご参加いただけますようご案内申し上げます。

 日 時: 平成28年5月22日13時30分~15時50分
 場 所: 弘前大学大学院保健学研究科 第33講義室
 内 容:
  13時00分 受付
  13時30分 開会の挨拶 東北支部長 杉澤 淳
  13時35分 講演 「 生活習慣病と健康食品:未病・食育と食養 」
       千葉 庸夫 先生(医療法人 社団 赤石会 赤石病院 医師)
 講演概要:
 最近では疾病を治療することよりも、疾病にならないようにすることが重要であると認識されるようになった。このことは医療経済的にもプラスになるために、政府としても保健機能食品を推奨し、また食育基本法が制定され、疾病の予防と未病の状態の改善が図られるようになった。漢方薬も未病の治療に用いられるが、今回は生活習慣や、食品を中心とした疾病の予防について食育の重要性を考慮しながらのべる。
 生活習慣病の多くは小児期から始まっており、一部は母親の妊娠中の習慣などにも関係があることがわかっている。今回は肥満・糖尿病・高血圧症・高脂血症・動脈硬化症・骨粗鬆症・痛風・がんなどについて詳述する。
  14時35分 質疑応答
  14時40分 休憩
  14時50分 講演 「 健康食品と検査-効果は何で測るのか- 」
       舩渡 忠男 先生 (東北福祉大学 医療経営管理学科 教授)
 講演概要:
 食事は、一部の検査項目では、それに伴う生体の変化を反映して、検査値が変動します。
 健康食品を摂取すると、血圧が下がったり、血糖が下がるというデータがあります。本当にそうなのでしょうか。
 健康食品の効果を、臨床検査からのエビデンスに基づいて検証する必要があります。
  15時50分 質疑応答後、研修会並びに市民公開講座修了
(引き続き16時00分より、健康食品管理士会東北支部総会開催)
 主 催: 健康食品管理士会東北支部会
 問い合わせ先: 弘前大学大学院保健学研究科 生体検査科学領域 七島 直樹
         TEL: 0172-39-5968
         E-mail: nnaoki@hirosaki-u.ac.jp