弘前大学

「Red Bull ブレイクダンス世界大会国内予選」開催

2016.07.11

弘前大学では,平成28年7月2日(土)に,弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールにて,ブレイクダンスの世界大会の国内最終予選の一つである「Red Bull BC One Hirosaki Cypher」が開催されました。「Red Bull BC One」は,世界最大手のエナジードリンク会社「Red Bull」が2004年から主催している世界最高峰のブレイクダンス大会で,世界中のブレイクダンサーが注目する大会です。なお,本大会は,弘前市内にあるストリートダンスの指導やイベントの企画・運営を行っている「Street Dance Studio FUNKY STADIUM」の岩渕伸雄代表(弘前大学農学生命科学部卒業)のアテンドがあり実現したものであり,また,弘前市が実施している「HIROSAKI DESIGN WEEK」の連携事業「ダンス&パフォーマンスフェスティバル2016」の一環としても開催され,大学を会場にした初の大会となり,大学,自治体,企業・卒業生それぞれの特徴を活かしたイベントとなりました。
開催にあたり,堀内元博学長特別補佐から,「弘前大学のモットーである『世界に発信し,地域と共に創造する弘前大学』と合致しており,過去の大会では例がない大学での世界大会国内最終予選を本学で開催することとなり大変喜ばしく思う。怪我のないよう健闘を祈りたい」との挨拶がありました。
本大会では,北海道から九州まで日本全国から139人の選手が弘前大学に集結し,重力を感じさせないほどの躍動感溢れる技を競い合い,日頃の練習の成果を遺憾なく発揮していました。また,学生や家族連れなどの地域住民428人の観客が会場を埋め尽くし,選手から力強いパフォーマンスが披露されると拍手や歓声を上げて大会を盛り上げました。優勝を決める選抜トーナメント16枠には弘前市を含む青森県勢4人が進出し,優勝者は群馬県から出場したダンスインストラクターの岡田修平選手(ダンサー名:Shade)に決まり,12月に名古屋で開催される,世界40か国の代表が集うワールドファイナル出場を懸けて争う世界最終予選の出場権を勝ち取りました。