弘前大学

特別講演会「我が国の科学技術イノベーション政策について」を開催

2016.07.14

平成28年7月8日,弘前大学では内閣府総合科学技術・イノベーション会議の原山優子議員を講師に招き,「我が国の科学技術イノベーション政策について」と題し,本学教職員を対象とした特別講演会を弘前大学創立60周年記念会館コラボ弘大八甲田ホールにて開催しました。
本講演会は,内閣府総合科学技術・イノベーション会議の常勤議員として日本の科学技術政策の推進のためご活躍されておられる原山議員より科学技術政策の現状及び今後の動向についてお話しいただき,本学教職員の見識を深めるとともに第3期中期目標期間の教育研究活動のさらなる発展につなげることを目的に行ったもので,学内教職員約70名が出席しました。
講演では,我々の日常生活と科学技術との関連の中でスマートフォンのような技術が10年間のうちに多くの人々にとって不可欠なものとなる“大変革時代”の現代において,新たな価値を創り社会を変革させるために何がカギとなるかという政策の土台となる考え方について説明が行われました。さらに,今後5年間の科学技術イノベーション推進の基本計画として政府が策定した「第5期科学技術基本計画」の概要等について解説がありました。最後に原山議員は,大学は科学技術イノベーション推進における重要なステークホルダーであることを強調されるとともに,大学に対する期待として,独自の目標や強みを主張すること,学生に学習や体験,チャレンジの機会を大いに与え大学の新しいモデルを提唱することを提言され,講演を結ばれました。
講演後には質疑応答が行われ,終了予定時刻を超えるほどの盛会となりました。
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