弘前大学

平成28年度「被ばく医療研修」を開催

 本学大学院保健学研究科では、全国の医療施設に勤務する看護職者及び診療放射線技師を対象とした、「被ばく医療研修」を開催しました。
 同研究科では、多くの原子力関連事業所が集中している青森県における被ばく事故に対する安全、安心の確保、原子力関連企業従事者の医療リスク管理システムの構築及び被ばく医療に対応できるコ・メディカルスタッフの養成を目指し、平成19年度から緊急被ばく医療人材育成の取組みを開始し、世界に貢献しうる人材育成のための教育・研究拠点を構築することを目指し、「被ばく医療における安心・安全のための国際的な教育・研究拠点形成事業」(平成28年度~平成33年度)を実施しています。その取り組みの一環として、従前の「緊急被ばく医療人材育成プロジェクト 現職者研修」の名称を「被ばく医療研修」に改め開催することとなりました。
被ばく医療研修は、緊急被ばく医療に必要な知識を習得、連携・協働しながら、適切な対応かつ安全管理ができる医療職者を育成することを目的とし、平成22年度から開催しているもので、7回目の開催となる今年度は、看護職コースと診療放射線技師コースを8月20日、21日の2日間の日程で開催し、青森県内と北海道、広島、福岡などから合わせて34名が受講し、本研修開始以来、最多の参加者となりました。研修プログラムの一部には事前に何度も繰り返し学習できる「e-ラーニング」を導入しています。
 研修では、緊急被ばく医療の原則やサーベイメータの取り扱い等について、福島第一原子力発電所事故直後に派遣した弘前大学被ばく状況調査チームやその他の教職員が実際に現地で行った活動内容を盛り込んだ講義、演習が行われました。2日目に実施した緊急被ばく医療シミュレーション演習では、『同研究科看護臨床実習室内に管理区域を設定し、原子力発電所の原子炉建屋内でトラブルの修復作業中に、2名の作業員が暑さに耐えきれずにマスクを外し、体調が悪くなり転倒。上腕部及び下腿部を挫傷し汚染の可能性がある』という想定で、汚染を伴う傷病者の搬入から一般病室への退室までの一連の流れについて実践しました。受講生らは処置室の汚染管理を行うとともに、防護服を着用し、処置室の線量測定や創傷汚染の除染、創傷処置など一連の作業に取り組み、緊急被ばく医療への対応について学びました。また、福島県立医科大学災害医療総合学習センター 熊谷敦史 副センター長に「福島の現状」について講義していただくとともに、演習に対するアドバイスやコメントを得て理解を深めることができました。

(写真)サーベイメータ取扱演習

(写真)緊急被ばく医療シミュレーション演習

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