弘前大学

メキシコ合衆国のオアハカ州立自治ベニートフアレス大学と27校目の大学間交流協定締結

2016.09.09

弘前大学とオアハカ州立自治ベニートフアレス大学との大学間交流協定の調印が,郵送方式により相互に署名され,平成28年5月13日付けをもって滞りなく完了しました。
(有効期間5年:2016.5.13~2021.5.12)
今回の大学間協定締結は,弘前市をはじめ弘前商工会議所や地元企業の寄附による「学都ひろさき未来基金」を活用した学生の海外研修「弘前大学グローカル人材育成事業学生市民等協働プログラム」により,教員と学生数名が平成27年9月12日~9月22日の日程でメキシコ・オアハカ市を訪問した際にオアハカ州立自治ベニートフアレス大学長より提案されました。
その後,平成28年3月25日にオアハカ州立自治ベニートフアレス大学からスペイン語学科長フェルナンドマルティネス氏と外国語学部教授グアダルーペアンヘラ氏が弘前大学を訪問し両大学関係者が情報交換を行ったおり,「①スペイン語はスペイン及びラテンアメリカの20数カ国の公用語となっており,英語,中国語に次ぐ世界の主要な言語であり,新たにメキシコの大学と協定を締結することは弘前大学からのスペイン語圏への派遣学生の増加につながる。②メキシコは古くから日本と交流を持つ国で親日国として知られており,大学で日本語を学習する学生数も多く,ベニートフアレス大学は,日本語を学ぶ学生がいながらも,日本の大学との協定をまだ締結していないことから,本学との協定締結を強く望んでいる。」という理由から協定を締結することによって活発な双方間の学生交流の実現が期待されることが確認され,必要な手続きを経て大学間交流協定締結にいたりました。
なお,本学における大学間交流協定は,平成21年12月28日に締結された大連理工大学(中華人民共和国)に続いて27校目となり,今後の南アメリカ及びスペイン語圏地域との国際交流の拠点としての発展が期待されます。
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