弘前大学

日本考古学協会弘前大会を開催

2016.10.20

平成28年10月15日(土)から3日間にわたり,会員数4000名超の国内最大の考古学関連学会である日本考古学協会の大会が本学で開催されました。
初日に当たる15日(土)は,日本考古学協会 谷川 章雄 会長による,「熊本地震に伴う埋蔵文化財保護ならびに文化財の復興に関わる声明」が公表された後,公開講演会が行われ,弘前大学 藤沼 邦彦 元教授による「亀ヶ岡文化の特質」,法政大学 小口 雅史 教授による「10世紀北奥の蝦夷社会の実像」と題した講演が行われました。専門家を中心に約500名もの方が聴講し,立ち見が出るほど大変盛況な講演会でした。
16日(日)には,「縄文文化」「北東北の古代」「近世城郭」の3テーマに分かれた分科会も実施され,充実した研究発表が行われました。
最終日となる17日(月)には,本学周辺の各遺跡(大森勝山,亀ヶ岡,十三湊,大平山元)を巡るエクスカーション(見学会)も実施され,参加者の好評を得るなど,今後の本学の考古学関連分野の更なる発展を期待させられる大変有意義な大会となりました。
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