中華人民共和国の青島農業大学と３３校目の大学間交流協定締結

本学と中国の青島農業大学との大学間交流協定の調印が，郵送方式により相互に署名され，平成28年12月26日付けをもって滞りなく完了しました。有効期間は5年間で自動更新となっています。
青島農業大学は，1951年に設置された省立の大学です。農学系の学部で始まった大学であるため，青島農業大学という名称でありますが，人文学，教育学，芸術学，情報学，理学，工学等22学部77課程，大学院95コースを擁する総合大学で，多彩な交流が期待されています。青島農業大学のある山東省は日本向け食品の輸出が盛んなことに加えて，日系の食品企業やイオンなども進出しており，日中関係の重要性を体感するうえで好適な立地にあります。
これまで，2015年9月及び2016年9月の2回にわたり，学生海外PBL事業の派遣先として本学学生及び引率教員が青島農業大学を訪問し，双方の学生による両国の農業や専攻分野に関する発表と交流を行ったり，2017年度には，新たに開講予定の農学生命科学部「海外研修入門」の研修先として学生の派遣・交流が計画されるなど継続的な交流が展開される予定です。また，多岐にわたる専攻分野の学生を擁することから，弘前大学大学院への進学者の増加にも期待がもたれています。