弘前大学

弘前大学,東奥信用金庫との包括連携協定を締結

2017.10.16

弘前大学は,平成29年10月4日(水)に弘前パークホテルにて,相互の密接な連携と協力により,それぞれが保有する情報及び人的資源等を有機的に活用し,地域社会の発展と産業の振興に資することを目的として,東奥信用金庫との包括的な連携協定を締結しました。
協定書の署名にあたって,佐藤彰三 東奥信用金庫理事長から「大学から知見の提供を受け,取引先の企業支援を更に拡充できると確信している。」旨の挨拶があり,佐藤敬 弘前大学長からは「地域企業と密接な連携実績がある東奥信用金庫と連携させていただくことで,これまでになかった分野での地域連携を更に強めることができるのではないかと期待している。」旨の挨拶がありました。続いて,記者から協定によるメリットや具体的に期待されることについて質疑があり,佐藤理事長からは「大学との連携が図られることにより,取引先の商品開発等がスムーズに展開される等の成果に繋がることが期待できる。また,農業の6次産業化について,若い農家の後継者からニーズがあるため,若い方が参加できる取組を進めるなど,農業後継者不足解決の観点からも期待したい。」旨の回答がありました。佐藤学長からは「大学では地域との橋渡し機能がまだ不十分である。東奥信用金庫は中小企業とのきめ細かい連携の実績があるため,本連携協定締結により,これまで大学が届かなかった部分のマッチングを期待したい。」旨の回答がありました。
締結式には,東奥信用金庫から齋藤常務理事,鎌田常務理事が,弘前大学からは大河原理事(社会連携担当),羽田副理事,亀谷研究推進部長,小山社会連携部長が同席しました。
弘前大学が金融機関と連携協定を結ぶのは、今回で4件目となります。
国立大学法人弘前大学と東奥信用金庫との連携協力に関する協定書

署名する佐藤理事長と佐藤学長
協定書を手にする佐藤理事長と佐藤学長
関係者全員での記念撮影