弘前大学

弘前大学学生特別支援室「第2回ノートテイク講習会」を開催

2018.03.14

平成30年3月2日(金),弘前大学学生特別支援室は、聴覚障害学生のための情報保障の技術を学ぶことを目的に「第2回ノートテイク講習会」を開催しました。この講習会は、講師にみやぎDSC(Deaf Support Center)より代表の松﨑丈先生(宮城教育大学准教授)、ピアサポーター養成担当の佐藤晴菜さん、前原明日香さんをお迎えして行われ、学生と教職員あわせて約20名が参加しました。
講習会では参加者が聴覚障害者の疑似体験をとおしてノートテイクの重要性を体感することから始まり、ノートテイクの基礎知識やルールを学んだ後に、実際に模擬講義でノートテイクを体験しました。
講師の方からは、ノートテイクでは先生の話し声だけではなく、チャイムの音や笑い声など、聴覚障害学生がその場の状況を把握するための音情報も文字にして伝えること、分からなかったところは「?」(分からない)と書くこと、途中で止まらず書き続けることが大切であることが伝えられました。
3時間という長い開催時間にもかかわらず、休憩時間の間にも参加者から次々と講師の方々への質問が飛び交い、大変貴重な機会となりました。