学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアム ６大学合同シンポジウム開催

本学を含む弘前市内の６大学が加盟している学園都市ひろさき高等教育機関コンソーシアムでは、１１月３０日（土）に、「６大学合同シンポジウム」を弘前市土手町コミュニティーパークで開催しました。
このシンポジウムは、「大学コンソーシアムの活性化と地域との関わり」をテーマに、大学コンソーシアムと地域との関係をどのように築いていけばよいのかを大学人と地域が共に考え、大学コンソーシアム活動の活性化を図ることを目的として昨年度に引き続き開催され、今回は市民、学生、大学関係者合わせて約60名が参加しました。
シンポジウムでは、キャンパス・コンソーシアム函館の運営会議座長を務めている北海道教育大学函館校の田中邦明教授を講師にお招きし、キャンパス・コンソーシアム函館の事例紹介と今後の大学コンソーシアムの方向性についての基調講演が行われました。また、パネルディスカッションでは、コンソーシアム、行政、地域産業、学生、それぞれの立場から出された要望や意見について、活発な討論が行われました。特に、弘前市の山本経営戦略部長からの「大学コンソーシアムや学生の活性化は地域の活性化につながる」という意見や、「たびすけ」合同会社の西谷代表からの「大学コンソーシアムの活動をもっと分かりやすく市民へ発信してほしい」といった要望には、参加者一同がうなずいていました。
また、会場後方では、パネル展示による各大学の研究室やゼミ等の活動紹介が行われ、参加者の興味を引いていました。