弘前大学

被ばく医療総合研究所「特別講演会」開催のお知らせ(3月18日開催)

2014.02.19

特別講演会ポスター 校正 26.01.29

弘前大学被ばく医療総合研究所では、米国ウッズホール海洋研究所のケン・ブェッセラー博士を講師にお迎えし、特別講演会「福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質の海洋への影響」を開催します。

ケン・ブェッセラー博士は、大学院生の時に行った核兵器開発や大気圏核実験で大西洋に残留していたプルトニウム同位体の研究や黒海などでのチェルノブイリ原子力発電所事故による放射性物質の拡散に関する研究以来、一貫して海洋における放射性物質の動態研究を行ってきました。福島第一原子力発電所事故後も直ちに日本と国際共同研究チームを組織し、調査航海を行って沖合での貴重なデータを収集しています。その結果は、国際的学術誌のScienceなどに報告されています。

今回、日本学術振興会短期S外国人招へい研究者(ノーベル賞級の国際的な賞の受賞者など、特段に優れた業績をもち、当該分野で現在も指導的立場にある外国人研究者)として来日し、日本各地で第一線の研究者達との研究交流や講演会などを行います。

1.日 時: 2014年3月18日(火)17:30~18:30

2.会 場: 弘前大学医学部 コミュニケーションセンター

3.対 象: 本学学生、教職員、一般の方

※事前申込は不要です。

4.講 師: 米国ウッズホール海洋研究所 海洋環境放射能センター長

ケン・ブェッセラー博士

5.演 題: 「福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質の海洋への影響」

6.その他:

当日は英語での講演となりますが、一般の方にもご理解いただけるような内容で、ゆっくりとしたスピーチを予定しておりますので、多くの方の参加をお待ちしております。

※入場無料です。

問い合わせ先:

弘前大学被ばく医療総合研究所 事務室

TEL・FAX:0172-39-5504

E-mail:jm5401@hirosaki-u.ac.jp

URL:http://www.irem.hirosaki-u.ac.jp/