概要

震災研究と観光研究の2本柱

地域社会研究科の概要 弘前大学大学院地域社会研究科長
檜槇 貢

南に八甲田、北に岩木山。その間の平野部を人は津軽とよんでいます。津軽は春夏秋冬がはっきりとしていて、 日本のふるさとを思わせる地域です。1年を通して人と自然の調和したすがたを多く目にすることができます。

10年前に大学院地域社会研究科がこの地に生まれました。それも博士人材を輩出する大学院です。 ふるさとに向き合って学び、地域再生の核として活動できる大学院独立研究科の誕生です。 そんな研究が、東京、大阪、名古屋、仙台の大都市ではなく、日本人のふるさとの津軽に生まれたのです。

この10年でこの大学院からたくさんの研究者が生まれました。大学教員、政策担当者等に巣立っていきました。 20人を超える「博士(学術)」が輩出しています。 11年目になって私たちはこの大学院としての機能とあり方に誇りをもちつつ、 地域再生の核としての役割を認識しています。それを実現するために、2つの柱を立てることにしました。 震災研究と観光研究です。震災研究は地域課題において東日本大震災とその復興過程に向き合うことを意味しています。 もう1つの柱の観光研究は地域社会を売り出し、国内はもとより世界各地から多くの人をよび込むための研究教育のジャンルです。

この2つを本大学院における組織的研究として位置づけ、その柱のすそ野において多様で多角的な地域社会研究が行われます。 門戸を大きく開けて、みなさんを待っています。