さくら

 弘前城の桜が満開になりました。

 澄み渡った青空のもと、うすいピンクの花々がいまを盛りと咲き誇っています。国内外から訪れる人々を魅了する弘前公園の桜は、木を守る人々の手はもちろん、長い冬の厳しさを越えてきた桜の木の思いがこもっています。

春・夏・秋・冬‥と季節は巡り、弘前公園を散策すると四季折々の桜の木と出逢えます。ある年の豪雪で、雪の重みで倒木した枝垂れ桜がありました。銘木と謳われた枝垂れが見る影もなく、しかしいま数年の歳月をかけふたたび一輪ずつ花をみせてくれるようになりました

花の季節だけ訪れる観光ではあまり気づかないかもしれませんが、公園内の桜の木には一本一本の歴史があります。桜の木は厳しい冬の寒さで目覚め、美しい花を咲かせるそうです。

今年も長い冬を越えた花々は散り際までも美しく、幻想的な花吹雪で見る人の心を和ませてくれます。  (高橋)

2017年04月27日