コラム一覧

春は出会いと別れの季節

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 雪解けも進み春の気配です。明るい日射しが差すことも多くなり、弘前大学では3月23日に卒業式を迎えました。いろいろな思い出が詰まった学生生活、そして在校生もそれぞれの出発、新たな季節の変わり目を迎えます。

 春、保健管理センターでは新たにホームページの立ち上げに挑戦しました。初めてのことは始めるのにとても骨が折れます。慣れない本、マニュアルと首っ引きになって悪戦苦闘。途中、挫けそうになりながら、なんとか前に進みました。これを読んでくださっているということは、ぶじお届けできたということですね。(ホッとしています‥)

 些細なことでもなにか新しいことを始めるときはとても大変です。最初は前に進まず、スピードもゆっくりで、絶対うまくいかないんじゃないかと思えます。まちがいをしたり、やめたくなったり‥。でもそれを一歩ずつ続けていくと次第に成長して、スピードはグン、グン↑と幾何級数的に上がっていきます。

 『 いま “できること”をする。そして それをひたすら 続けていく。』

  だから「最初の一歩」がとても大切ですね。シンプルだけど大事なこと。

 おかげさまで、この便りもぶじお届けすることができました。

 春は別れと出会いの季節。あなたはこの春、誰と、そして何と出逢いたいですか。  (高橋)

 

2017年03月23日

一人前?

 メカ(機械)に弱いという話しは前回しましたが、今回のホームページ作成の過程では、時々でさまざまな人と出会いました。これまで同じキャンパスにいながら出会ったことのない人たちです。その方たちの力を借りて、初学者の自分がサイトを作り、これをいま読んで下さっている方と出会えたことになります。

 人は何でもできる人に憧れます。国語も算数も理科も体育も音楽も‥。人付き合いも完璧で、自己表現の上手い人。オールマイティで、素敵な人であれば、誰からも必要とされそして愛されると。 

 人は不完全な状態で生まれてきますが、いつか完全な人間になれるというのもまた妄想なのかもしれません。ただそれに向かって行くことはできます。その意味で自分てなんてダメなんだと思うことも、そこを超えていく原動力かもしれません。全部ひとりでできてしまったら誰も必要がなく、いつまでも現状の古い自分のままです。

人は、誰かと出会うことで、互いの欠けている部分を補っていきます。

1+1=2以上の自分の知らない世界にたどり着くことができる。

それはひとりで完璧だったらできないことかもしれません。

きっとあなたにとっての 大切な誰かがいることでしょう 。

大切な誰かは、だれでもいいというわけではありません。

未だ見ぬその人もきっとあなたを探しています。相手にみつかりやすいあなたでありますように。 (高橋)

2017年04月12日

さくら

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 弘前城の桜が満開になりました。

 澄み渡った青空のもと、うすいピンクの花々がいまを盛りと咲き誇っています。国内外から訪れる人々を魅了する弘前公園の桜は、木を守る人々の手はもちろん、長い冬の厳しさを越えてきた桜の木の思いがこもっています。

春・夏・秋・冬‥と季節は巡り、弘前公園を散策すると四季折々の桜の木と出逢えます。ある年の豪雪で、雪の重みで倒木した枝垂れ桜がありました。銘木と謳われた枝垂れが見る影もなく、しかしいま数年の歳月をかけふたたび一輪ずつ花をみせてくれるようになりました

花の季節だけ訪れる観光ではあまり気づかないかもしれませんが、公園内の桜の木には一本一本の歴史があります。桜の木は厳しい冬の寒さで目覚め、美しい花を咲かせるそうです。

今年も長い冬を越えた花々は散り際までも美しく、幻想的な花吹雪で見る人の心を和ませてくれます。  (高橋)

2017年04月27日

リズム ♪

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 新緑の季節。

 ゴールデンウィーク明け、4月から緊張が続いた人もしばらくのお休みになったと思います。なかには羽を広げ過ぎてうまく畳めないという人も?

 季節の変わり目や環境の変化は、身体的・精神的ストレスの多い時期でもあります。自律神経の不調も起こりがち。新たな気持ちでがんばるぞと思っても、「なんだか調子がおかしいぞ」と感じることも。

 心と体は、繰り返される正しいリズムで、徐々に新しい環境に適応していきます。睡眠・起床の時間を一定にする、朝起きたら日の光を浴びる、歩くなど日常の生活リズムを大事にしながら、「疲れたら休む」、いつもよりゆっくり睡眠をとるなど、心と体のために「がんばること」 と「緩めること」のバランスも大切に!

 また時期的には就活や公務員試験、卒論など、卒業生の皆さんはいよいよ現実的な問題も本格化する頃。焦りや緊張など知らず知らずストレスをため込みがちですね。準備や本番で力を発揮できるよう、保健管理センターも応援しています。なにか不調を感じたり、煮詰まってしまった時はどうぞお声かけください。

                                                (高橋)

2017年05月09日

習慣の力

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 先日はリズムの話しをしました。私達の脳は習慣がダイスキです。儀式のような決まった行動は、たとえば朝起きて顔を洗って‥のように無意識に行われます。
体温だって体は一定に保とうとしてくれるのです。慣れないことは、体だってキライなんです。

と言っても、四月からの新生活。新しいことにチャレンジした方もいらっしゃるでしょう。今まさに苦手な勉強と取り組まなきゃいけない方、卒業研究や就職活動ができなくて苦しんでいる方がいるかもしれません。

自分を超えたい人も同じですね。嫌いな自分を何とかしたい、とか。

「意志が弱い」とか「強い」とかいいますが、「意志の力」というのは、都合の良い条件が揃わないとなかなかうまいように働いてはくれません。少なくとも「やりたくもない」ことや「苦手なこと」はなかなか難しい。あなたにもそんな経験はないでしょうか。

そこで「意志が弱い」と嘆いている方へ。
意志の力より、習慣の力 を利用してみませんか? あのコツコツ繰り返す、習慣のリズムです。

ウサギとカメの話はよくご存知だと思います。
足の速いウサギに誰もが憧れますが、最後に勝ちを収めたのは のろまなカメの方でしたね。(高橋)

2017年05月16日

季節の変わり目です。

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 6月に入りました。先月末の猛暑、ふたたびの寒さ、薄着に厚着に暖房に‥目まぐるしい気温の変化は体にも負担をかけます。自律神経にも大きな影響を及ぼしますね。季節の変わり目に体が慣れず、気温の乱高下にびっくりしているようです。かく言う私も先月末の暑さでしばらく体調を崩しました‥(面目ありません)。

 

   ついこの間、年が明けたと思ったら、もう一年の半分が過ぎようとしています。
   道端で紫色のラベンダーが花をつけているのを見かけました。各地で梅雨入り、紫陽花の季節ですね。

   季節の変わり目です。どうぞくれぐれもお体をお大事にお過ごし下さい。 (高橋)

2017年06月05日

スランプ

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 なにかを始めようとするとき、気が重くなることがよくあります。それで見当違いのことをしてしまうことも。たとえばレポートを書かなくちゃいけないのにネットサーフィンをしてみたり、疲れてるから早く寝た方がいいのにテレビを見てしまったり、食べ過ぎたり、寝転んだり、スマホをいじったり‥。

 イヤな気持ちを軽くしようとする時、ついついやってしまう「止めたくても止められないこと」。アタマとココロの切り替えはこんなふうに難しいですね。

「分かってることと、できること」は少し違う。

 でも「違う」ということに気づくことが、実は変容の第一歩です。

 なぜなら多くの悩みが、「頭でわかっていることはできるはず」という思い込みから生じているからです。

 その意味では、「ほんとは分かってない」のかもしれません。

 その問いを解いて自分を知ることもカウンセリングです。 (高橋)

2017年06月12日

暑中お見舞い申しあげます。

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 期末試験のただ中、また就活や公務員、入試の真っ最中という方もいるでしょう。夏は夏らしく、冬は冬らしくがいいと言われることもありますが、この夏の猛暑はさすがに堪えます。

突然ですが、「点をとると大きくなる動物は何でしょうか?」笑

クイズのヒントは秋田大館の夏まつり。(秋田出身の方はお気づきでしょうか ^^)

まもなく七月も終わりますが、七夕では夏の天の川を眺めた人もいるでしょう。日中は太陽の光で見えない星々も、実は私たちの頭上で輝いています‥ただそれに気づいてないだけ。

朝晩はだいぶ涼やかになってきました。時々は遠い夜空に想いを馳せて、夏の天空を見上げてみるのもいいかもしれませんね。もうしばらく暑さは続きますが、お体をどうぞお大事に。。。(ワン)

                                                 (高橋)

2017年07月28日

もしもピアノが弾けたなら

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素敵な暑中見舞をいただきました。水彩画で描かれた涼やかな絵手紙。さっそくお返事をと思いましたが、絵がまったくだめな私です。

この感謝の気持ちを一体どうしたら伝えられるでしょう?

いくら言葉巧みでも、それがむしろ相手を意のままに説得することや、議論の勝ち負けになってしまったら本末転倒です。

さりげなく、相手に響く思いが伝えられたなら‥それはどんなにうれしいことでしょう。
それには、もしかしたら「沈黙」も含まれるのかもしれません。

むかし流行った西田敏行さんの歌に「もしもピアノが弾けたなら」がありました。
音楽、そして創作的な絵やイラストで、気持ちを表現される方もいる。

それぞれのやり方、それぞれの形。
そのことに上手い下手は関係ないのかもしれません。。

ただ 伝えたいものがある。

それがなければ 誰にも何も伝わらないことだけは 確かです。

                       (高橋)

2017年08月02日

夏の終わり

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昨年、父が亡くなってから一年と少しがたちました。ちょうど前期の期末試験の朝でした。五日ほど実家に戻り、帰ってからはいつもの仕事。一本の電話で日常は断絶しましたが、世界はその前後で何も変わらず、まるで何ごともなかったようでした。それは自分を保たせるにとても役に立ったことも確かでしたが、一年が経ってその死が整理できているのかといえばよく分からない気がします。

 家族のあり方が変わりました。しかし歳月が経って自分のなかに起こった変化を、まだ自覚できてないことに気付きはじめました。それは漠とした違和感のような、現実とのズレのような感覚です。家族が死んで大きく変わったのに、自分の日常は何も変わらないでいる。しかし本当は変わってるし、大きなものが「喪失」したとき、変わらないのはおかしいとも思います。

 喪失は日常生活の中でさまざまま形で経験されます。たとえば単位を落としたり、試験に落ちたり、病気となったり、研究や論文ができなかったりすることで。また夢を失い、大切なひととの別離や失恋、天災など。そんなとき、私たちは心のなかに、言葉にできない深い傷を負います。それが、時に場違いな「怒り」となって表れることも知りました。

 いま、あの夏が終わり、季節は秋へと移り変わろうとしています。そよ風は涼しく、空にはうろこ雲。そして夜には鈴虫の音も聞かれます。そんな微かな秋の気配ががなんとなく寂しいのは、あの暑かった夏の喪失感なのかもしれません。

 そして同じ時に、生まれる命もあります。

 喪失の悲しみのなかで、理不尽な怒りの中で、苦しみのなかで。自分の中で生まれるものが何かは分かりませんが、意識化できるまで、混沌においても意味があることだけは確かです。その新しい時へと継ぐために、喪失はあるのでしょう。

(高橋)

2017年09月08日

ブルーマンディ

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 10月に入ります。後期の開始ですね。生活習慣も変わり、気持ちが乗らない、ペースがつかめないという方は、ぜひこの一週間、まずは朝、お日さまの光を浴びて、軽く体を動かしてみてください。

気持ちは、身体と深い関わりをもっています。

大事なのは睡眠や食事、運動などの生活習慣。リズムは、体の動きで刻んでいきましょうね。

今日から少しずつ。Baby stepで、できる小さなことから始めましょう。

また皆さんとお会いできるのを、楽しみにしています。 (高橋)

2017年09月29日