お知らせ
- 2024.04.19
- 『コオリ先生のことば探求紀行』が新聞(東奥日報)で紹介されました!
- 2024.03.29
- 「弘前医学 第74巻第1-4号」を刊行しました
- 2024.03.25
- 「コオリ先生のことば探求紀行 Professor Kohri’s Travels: A Quest for Words」を刊行しました
- 2024.03.14
- 「データサイエンス基礎」を増刷しました!
- 2024.03.11
- 「電子情報工学実験Ⅰ ~実験の手引き~」を増刷しました!
- コオリ先生のことば探求紀行 Professor Kohri’s Travels: A Quest for Words
- <編集者イチオシ!>
私たちがふだん当たり前のように使っている日本語も、よくよく考えてみると、不思議なことはたくさんあります。 例えば、「うまい」と「おいしい」はどう違うのか? 「ず」と「づ」は本当に一緒の読み方でよいのか? どう見てもたためないのに「畳(たたみ)」とは? 「風呂敷」は風呂で敷くものなのか? 飲むのは「ビール」なのに飲む場所は「ビヤ」ガーデン? などなど…。 著者(の1人)は、日本語の「ことば」が歴史的にどう変わってきたかを、昔の文献をたどることによって明らかにしてきた日本語学の研究者です。上に挙げたような謎の数々も、歴史をたどることにより解き明かされます。そこから見えてくるのは、ことばだけでなく、その背後にある私たちの文化や社会もまた、歴史とともに変わってきたという事実です。あなたもぜひコオリ先生と一緒にことばの不思議を探求する旅に出てみませんか?
(担当編集員:岩井 草介)
- 見ることに言葉はいるのか ――ドイツ認識論史への試み――
- <編集者イチオシ!>
第一論集『生きることに責任はあるのか』(2012年)、第二論集『戦うことに意味はあるのか(増補改訂版)』(2023年)に続く大好評の第三論集、ドイツ認識論史論集をお届けします。『見ることに言葉はいるのか』は、真・善・美・正の中の「真」に焦点を当て、ドイツの多くの哲学者たちがどのような問題を課題として引き受け、「認識のはたらき」について問うてきたのかを詳らかにします。 「認識のはたらき」は「生」を高めることができる人間の「本質的な能力」であり、現実世界を変容しうる力をはらんでいます。哲学者たちを「認識することの領域」へと導いた「響きの発生の現場」に本書を通じて立ち会うことは、読者が自らの問題について認識する際の指針と勇気を与えてくれることでしょう。
(担当編集員:澤田 真一)