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青森県で生きる若者たち

  • 李 永俊/石黒 格 著
  • B6判・170頁・並製
  • 定価 本体920円+税
  • ISBN 978-4-902774-34-4
  • 発行 2008年3月31日
【品切れ・重版未定】

内容紹介

 全国的に景気が持ち直したと言われるなか、地方の経済は厳しい状況が続いている。そうしたなかでも、青森県は常に有効求人倍率が最低に近いなど、特に苦しい状況にある。こうした経済状況のひずみの結果は、若者たちにかかってくる。すでに社会的な地位を築いている中高年とは異なり、若者たちはこれから就職し、自身の社会的地位を築いていかねばならず、厳しい経済状況は彼ら、彼女らに大きな負担となる。一方、働かずにいる若者たちに対しては、「能力がない」「気迫がない」など、一方的とも言える声も向けられている。こうした「若者と仕事」論は、流行と言っていいほど盛んであるが、それらの研究は全国平均か都市部の若者を対象としており、地方の若者たちの置かれた状況に注目したものは少ない。本書は、弘前大学人文学部附属雇用政策研究センターが2006年に行った調査結果の詳細な分析を元に、青森県という地域のなかで生きる若者たちの仕事、経済、価値観、人間関係などを概観するものである。

目次

第一章 青森で生きる若者たちの姿 
第二章 誰が非正規雇用に、そして誰が正規雇用に 
第三章 若者たちの過去と未来 
第四章 就業意識の世代比較 
第五章 県内若者の社会的孤立 
第六章 就業に関わる人間関係 

【カテゴリー】社会・民俗・風習 , 書籍 ,