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太宰へのまなざし ―文学・語学・教育―

  • 弘前大学教育学部国語講座 編
  • 四六判・281頁・上製
  • 定価 本体1,600円+税
  • ISBN 978-4-907192-00-6
  • 発行 2013年3月12日

"太宰文学の尽きせぬ魅力に迫る"




【編集者の推薦文掲載中!】

<編集者イチオシ!>

弘前大学の前身である旧制弘前高校で多感な青春時代を過ごした太宰治。自筆ノートや過ごした住宅、当時のままの洋館建築も点在するなど、その痕跡は大学とその周辺に今も色濃く残されています。そんな特別な環境で国語を教えている弘前大学教員が、それぞれの研究分野からのアプローチで太宰治作品を丁寧に語ります。

「作品にはどのような色彩が用いられているのか?」「登場するカタカナ語の表記にどんな特徴があるのか?」「学校教育での国語教材としてどのような可能性があるのだろうか?」等々、研
究者達のマニアックな切り口によって、私たちが知っていた太宰治を更にもう一歩深く理解し、楽しむことができるでしょう。

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内容紹介

 津軽出身の小説家・太宰治は、日本近代文学史上でも屈指の人気作家として、今日に至るまで多くの読者を魅了し続けている。その独特な文学世界は、一般に抱かれがちな「破滅型」といったイメージに決して収まることのない、多面的で豊かな魅力を持つ。本書は太宰の文学に対して、弘前大学教育学部国語講座に所属する教員が、それぞれの専門(文学・語学・教育)の立場から検討を行った論集である。三つの研究領域にまたがり、様々な視点・テーマにもとづく本書の多角的なアプローチは、太宰文学の尽きせぬ魅力に迫る上で確かな意義を有するはずである。

目次

Ⅰ 文学
太宰の文学雑感(吉田比呂子)
引用と革命 ―『斜陽』を読む(仁平政人)
太宰小品二十篇(山田史生)
Ⅱ 語学
『津軽』を題材にした国語学的読解の試み ―色彩語からの分析(郡千寿子)
太宰治作品におけるカタカナ語の表記についての一考察(石山裕慈)
Ⅲ 教育
「リライト」の持つ教材性 ―教材「走れメロス」における批評的読解と創作的読解―(児玉忠)
参考資料 「人質 譚詩」 「走れメロス」

【カテゴリー】人文科学 , 文学 , 書籍 ,