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りんごをアップルとは呼ばせない ―津軽りんご人たちが語る日本農業の底力―

  • 著者 黄 孝春・平本和博
  • A5判・244頁・並製
  • 定価 本体1,200円+税
  • ISBN 978-4-907192-31-0
  • 発行 2015年5月20日

第7回弘前大学出版会賞受賞図書
◆「奇跡のりんご」の木村秋則さん推薦
◆第2958回日本図書館協会選定図書

【編集者の推薦文掲載中!】
”文系の私でも津軽のりんごがよくわかる
発想のヒントにあふれたりんごの本!”

<編集者イチオシ!>
 担当編集の私はいわゆる文系人間なのですが、津軽のりんご農業についてとても分かりやすく教わることができました。関係者の人たちの生の声がたくさん紹介されていることもあり、推薦者の木村秋則さんがおっしゃるように「りんごは物語を彩る」力があることを再発見できました。
 津軽の「絵文字りんご」が世界展開しているというお話がありました。私はここで、津軽のりんごをテーマにした美空ひばりの「リンゴ追分」がジャマイカの音楽SKAの人気レパートリーになっていると聞いたことを思い出し、慌てて調べてみました。ザ・スカタライツがずばり「RINGO OIWAKE」としてカバーしたのがきっかけで人気になったのだとか。また、アイルランドのザ・トロージャンズはアイリッシュのアレンジでカバーしていて(なんと日本語で!)、こっちもとても気持ちいい曲です。「リンゴ追分」はフランスのシャンソンミュージシャンたちからも親しまれているそうです。
 津軽りんごの甘酸っぱさと可憐さは、音楽を通じても世界に浸透しているんですね。楽しくりんごについて学びながら、いろんな発見のヒントにもなる本書を推薦します!

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内容紹介

 TPP参加や地域再生が重要政策課題に取り上げられるいま、日本では農政改革や農産物輸出など国内農業の活性化が緊急に求められている。反面、農家の高齢化、消費者嗜好の変化など農業は数々の難題を抱えている。そのなかで独自のブランドを誇示し、国内はもとより海外にも市場を拡大している青森のりんご産業が多方面に注目されている。しかし、意外なことに青森りんご産業について一般向けに書かれた書物はない。
 本書では、3年半にわたり青森のりんご産業関係者に聞き取り調査を行い、品種改良、栽培、流通、輸出と加工、サポーティングの5分野に焦点を当て、青森りんごの強さの秘密、産地が抱える問題点などを多方面から検討している。本書はりんご産業だけでなく、今後の国内農業を考えていこうとするとき、多くのヒントを提供するだろう。

目次

世界のりんご、日本のりんご
品種開発
栽培
流通
輸出と加工
サポーティング

りんご関連用語の解説
青森県りんご年表

【カテゴリー】受賞図書 , 産業 , 書籍 ,