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植物細胞壁実験法

  • 石井忠、石水毅、梅澤俊明、加藤陽治、岸本崇生、小西照子、松永俊朗 編著
  • B5判・404頁・並製
  • 定価 本体5,500円+税
  • ISBN 978-4-907192-21-1
  • 発行 初版第1刷2016年2月24日
         第2刷2017年6月28日

<第8回弘前大学出版会賞受賞図書>

"学部生から研究者までをカバー、 必携のプロトコール"


【編集者の推薦文掲載中!】

<編集者イチオシ!>
 最近はトクホや健康食品のコマーシャルでは機能性オリゴ糖や食物繊維といった言葉をよく耳にしますが、これらが植物細胞壁を原料として製造されていることは一般には意外と知られていません。このように食品としてはもちろん、バイオマス燃料の原料としてなど様々な方面で利用可能な植物細胞壁は、私たちの生活に欠かすことができません。
 本書では、植物細胞壁の取り扱い法や分析法が、初学者にも使いやすいように「基礎編」「応用編」の2部構成で紹介され、実験時の写真や図、グラフ等も解説とともに多数掲載されています。特に最終章にはよく使われる試薬や酵素、データベースなどの情報が掲載されており重宝することと思われます。
 植物細胞壁の研究に関心を持つ理学、農学、生活科学などを専攻する学生や研究者に、広くこの実験マニュアル書を手にとってみてもらいたいと思います。

一般の書店にてお求めいただけます。(各書店にご注文ください)

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内容紹介

 植物細胞壁は、植物に固有の組織で、植物の生命活動に必須なものである。また、バイオマス資源として地上で最も蓄積量が多く、再生産可能な資源でもある。本書は、その植物細胞壁に関する最新の実験書である。本書は基礎編と応用編の2部から構成されている。
 基礎編では、呈色反応など多糖類やリグニンの伝統的な分析法から、高分解能NMRや質量分析計、電子顕微鏡などの分析機器を用いた最新の分析手法を取り上げている。
 応用編では、これらの手法を用いた多糖類やリグニンの構造解析や生合成、分解過程の研究を紹介している。第一線の研究者が、これから研究を始める人の立場に立って記述した本であり、植物科学・木質科学・資源科学などの分野の大学学部生や大学院生のための実験書として、また、研究者や技術者のためのマニュアルとして有用である。

目次

◆基礎編
第1章 多糖類の分析
第2章 機器分析  
第3章 リグニン分析
第4章 イメージング

◆応用編
第5章 材料の作出
第6章 細胞壁多糖類の調製と構造解析
第7章 細胞壁の生合成と分解
第8章 植物の免疫と防御応答の分子機構
第9章 データベース

【カテゴリー】自然科学 , 受賞図書 , 自然科学一般 , 書籍 ,