

どこに留学しようか、迷っている皆さん!
こんな海が見たくないですか?
・・・・・・じゃあ、ニュージーランドへ行こう!!
人文学部人間文化課程 杉岡萩乃
映画『ロード・オブ・ザ・リング』などでおなじみのニュージーランドですが、どこにある国か知っていますか?オーストラリアの東に小さく浮かぶ、日本とそっくりのかたちをした島々、これがNZです。はるか昔ポリネシア系のマオリが移り住み、1769年クック船長によって初めてマオリと白人との接触が行われてから、次々とヨーロッパから人々が移住し始めました。今では、ヨーロッパからだけでなく世界各国から人が集まる国際色豊かな国となっています。そんな国、ニュージーランドに私は一年間留学してきました。
1. 留学前に
ニュージーランドには二つの協定校がありますが、私は南島の東海岸、ダニーデンという都市にあるオタゴ大学に通いました。大学の授業を受けるにはTOEFL550点取ることが必要でしたが、あいにく私は十分な点数を取ることができませんでした。そこで、TOEFL520点以上の学生のために設けられたコースが、「三ヶ月語学センターへ通い、その後一学期だけオタゴ大学に通う」というものでした。最初の語学センターの分は自費負担です(50万円くらい)。学費を払うのはちょっと、という人は頑張ってTOEFLを受けましょう。留学前に最低2回は受けられるように、計算しておいた方がいいと思います。語学センターの学費は痛い出費となりましたが、そこでの英語教育や大学にむけての授業はとても役に立ちました。
ここで、TOEFLの対策ですが、私は問題集を買って過去問題を解き、TOEFLの問題の形式に慣れるように努力しました。リスニングも練習できるのでCD付きのものがオススメです。他にNHKのラジオ英会話で耳を英語に慣らしたり、一日に一回は英語で考えたり独り言を言ったりして頭を英語に切り替える練習もしました。長文や文法など高校時代から勉強に慣れているものは、自分のやり方で単語を覚えたり言いまわしを覚えたりするのが効果的だと思います。リスニングは急に耳が英語についていけず、最初の問題を聞き逃したりすることがありますが、焦らずにポイントを理解して集中して聞くことが重要です。頑張れ!
留学前に必要な手続きは留学生センターや生協の方々が協力してくださり、特に問題もなく済ますことができました。質問や不安があっても、ハンナ先生を始め留学生センターのスタッフの方々が助けてくれるので安心です。まず必要なことは、往復航空券を予約すること、VISAを取ること、保険に入ることです。
VISAを申請するために必要なものはたくさんありますが、留学生センターの方から説明があります。詳しくはVISAで検索してインターネットで調べることもできます。
保険は、私はサザンクロスというニュージーランドの保険に入りました。オタゴでもサザンクロスだと大学の手続きも簡単に済んで便利です。
航空会社は、私はシンガポール航空を利用しました。ただ単に、スチュワーデスさんの衣装が民族衣装風で綺麗で、機内食も美味しく、以前利用した時から気に入っていたからです。値段もそんなに高くありません(往復で約20万円)。私は弘前大学から同じように留学する友達と3人で行ったので、「どうせならシンガポールも満喫しちゃえ!」ということで、乗り換えるついでにそこで一泊することにしました。シンガポール航空ではストップオーバーの客にむけて、バスで観光するツアーやホテルを紹介しています。ホテルは3,500円で一泊することができ、マーライオンや中国人街など面白い見物ができました。
2.
ダニーデンに降り立って
ダニーデンへは、クライストチャーチからNZ航空で乗り継ぎして飛びました。乗り継ぎの際ちょっとしたトラブルがあり、乗り遅れるかと思いましたが、それは「queue」という英語の意味がわからなかったのが原因でした。これは主にイギリス英語で「列」という意味ですが、普段アメリカ英語に慣れている私たちにとっては初のイギリス英語の壁でした。幸い飛行機自体も1時間遅
れていたため、間に合うことができました。日本では冬くらいしかあまり起きないことですが、バスが遅れたり、飛行機が遅れたり、こんなことでハラハラしていてはニュージーランドでは心臓が持ちません。
何とかダニーデン空港にたどり着くと、待っていたのはホストマザーと小さいホストシスターの温かい歓迎でした。ホストファミリーが決まってからあらかじめ送ってあった手紙に写真を同封したのが幸いして、彼らの方から私を見つけてくれました。空港から家までは来るまで30分程の距離だと知ったのは後になってからです。その時は何を話そうか緊張していて、1時間か2時間くらい乗っていたかと思いました。
ダニーデンは海岸沿いの、坂がたくさんある都市です。大学中心の学生都市と言っても過言ではないくらい、大学生が集まるところで、特に金曜日の夜は街に若者たちが繰り出して飲みに行ったり食事しに行ったりします。
映画館、博物館、駅、スーパーマーケット、レストラン、パブ、図書館、銀行などがメインストリートを中心に並んでいます。特に、博物館はおすすめです。オタゴミュージアムとセトラーズミュージアムがありますが、どちらもオタゴ半島のことやマオリの生活の様子を知るにはもってこいです。図書館は、大学の図書館にはないような本や、英語を勉強するための教材などもあり、テスト期間中大学の図書館が込んで座る場所がない場合など、私は市立図書館で勉強しました。
私は語学センターを終えてから4ヶ月くらい、日本料理店でアルバイトをしていましたが、ダニーデンには他にもたくさん日本料理店があります。ある所では韓国人が経営、フィリピン人がシェフ、ウェートレスは日本人だったりしますが、日本人経営で外国人ウェートレスのレストランもあります。食べることが大好きな私は他にも、タイ料理、韓国料理、フィリピン料理、中華料理のレストランや、喫茶店、パブなど様々な所に出かけました。オススメの喫茶店やスーパー、映画館などが知りたい方は、個人的にお教えします!
オタゴ半島には、イエローアイドペンギンやアシカを見たり、サーフィンを楽しめるビーチもたくさんあります。車で行く距離ですが、ビーチは行く価値ありです。青い海と青い空がとても綺麗で、新鮮な気分になります。他にも、乗馬をしたり、山に登ったり、やることには欠きません。
3.ホームステイ
ステイ先は、学生寮や、4人くらいの学生が一緒に同じ家で暮らすフラットなどがありますが、私は語学センターがアレンジしてくれたホームステイで生活することにしました。ホストファミリーは、ママ、パパ、14歳の長女、7歳の長男、5歳の次女の五人家族で、動物好きな長女が犬とモルモット2匹と魚(3匹くらい?)を飼っていました。にぎやかでフレンドリーな家族で、お土産を持って行ったらとても喜んでくれました。最初はぎこちない雰囲気でしたが、小さい子供達がすぐになついてくれたおかげで仲良くなれました。NZではほとんどの家で犬を飼っています。道を歩いていても犬の散歩をしている人をよく見かけます。中には飼っていない人ももちろんいるので、動物アレルギーの人はホストファミリーを決める前に言っておけばいいと思います。
ホームステイの利点は、家庭に入ってその国の生活習慣や食事になれることができることです。最初から一人で暮らすよりは銀行口座を開く時、病院へ行く時、スーパーへ行く時など、そこに暮らす人の立場から良い情報を教えてもらうことができるし、助けてもらうことができます。欠点は、その家族と合わない場合があるということです。日本と違う生活習慣や家族の生活に戸惑って嫌になったりする人もいますが、その場合は家庭を変えてもらうこともできるし、
一人で悩まずに大学のスタッフや友達に相談してみることが大切です。私の場合、掃除や茶碗の洗い方、食事などで驚かされることもしょっちゅうでした。特に茶碗は、家庭にもよりますが食器洗い機を使ったり、また、手で洗っても洗剤をすすぐことをせずに乾かしてしまうのが普通です。食事は、おなじみフィッシュ&チップスや本当に簡単な料理が夕食の食卓に出てきたりもします。そんなときは「えっ!」と引いてしまわずに、それを話題にして「どうして?」とか「日本ではこうするよ」とか話をしてみると楽しいです。NZの人は明るくて気さくな人が多いので、面白おかしく答えてくれるでしょう。
ホームステイで私が気をつけていたことは、「なるべくリビングにいる」ということです。なんでもないことのように思われますが、意外と一人で部屋にこもりがちになってしまう人が多く、そうするとホストファミリーと過ごす時間も少なくなってなんとなく壁ができてしまったりします。私はなるべく簡単な宿題はリビングのテーブルで皆がいる中でしたり、用事がなくてもリビングにいるようにしました。すると、家族が自然に声をかけてくれたりします。ご飯の時間には必ず、「何作ってるの?」と言って台所に行って、ホストマザーから料理を教わったり一日の話をしたりしました。夜ご飯の後皆でテレビをみてゆっくりくつろぐ、というのがホストファミリーの日課だったので、私もリビングのソファーで何度「シンプソンズ」を見たか数え切れません。
費用ですが、私の場合は語学センターを経由していたため、週NZ$182というちょっと高めでした。ただ、食費や水道・高熱費などが含まれているので、交通費や外食の際以外はほとんどお金がかかりません。学校の周りは学生の住むフラットや寮で囲まれており、一般の家庭は大学から離れたところにあるのが普通で、バスで通ったりホストファミリーに車で送ってもらっている学生がほとんどでした。私の場合は大学から坂を上って歩いて40分くらいの所にあるお宅だったので、バスは片道NZ$1.20ですみましたが、交通費節約と運動のために歩いて通いました。友達と遊んで夜遅くなったりする時はホストファミリーにきちんと連絡しておきましょう。フラットや寮と比べると、ホストファミリーが車でどこかへ連れて行ってくれたり、一緒に外食しにいったりするのでそれも得です。
4.語学センター
語学センターは大学のキャンパス内にあり、図書館やコンピュータ、休憩室など快適な設備が整っています。図書館には、辞書やIELTS、TOEFLの学習教材をはじめ、新聞や雑誌、本や映画な
どが揃えられています。コンピュータでは日本語を使ってメールをしたりインターネットを利用することができ、いつも学生でいっぱいです。
私は「EAP」というクラスで、中国やドイツ、マレーシアなど様々な国から来た同じ年頃の学生たちと一緒に大学進学に向けた授業を受けました。例えば、図書館での本の探し方やレポートの書き方、プレゼンテーションの効果的な方法だけではなく、IELTSやTOEFLの対策授業もビデオやプリントを使ってわかりやすく教えていただきました。すべて英語なので、初めのうちは一言も聞き逃すまいと集中して頑張りすぎて、一日が終わるとぐったり疲れていることもしばしばでしたが、先生方も気さくで明るい人達ばかりで、授業もとても面白かったです。留学してすぐに大学に入って、日本と違う授業方式に戸惑うよりも、語学センターで詳しく学んで心構えができていたのはかえって良い結果となったと思います。私のクラスに限っては、自分でテーマを決めて資料を集め、それについてレポートを書いたり、プレゼンテーションをするという大きな課題がありました。最終的にレポートをまとめるまでの間に、他の生徒や先生から意見をもらったり、英語のレポートの書き方のきまりにそって文章を組み立て、参考文献も書き残しのないように慎重に何度もやり直したりしました。
また、語学センターでは時々旅行やスポーツなどの活動があり、たまに人数制限もありますが、希望者は誰でも応募して参加することができます。私はミルフォードサウンドという、西海岸で有名な美しく入り組んだ海岸を船でクルーズしたり、土ボタルを見るツアーや乗馬を体験したりしました。他にも、バトミントンをしたり、ラグビーの試合を見に行ったり、たくさんの種類の活動があります。
5.オタゴ大学
オタゴ大学は、なんといってもでかいです!弘大に慣れていた私は、キャンパス内で迷うこともありました。いくつもある校舎の間を川が流れ、お昼になると学生たちが川原で食事をしたりゆったり芝生でくつろいだりしています。図書館はとにかく新しくて大きくて、図書やビデオ、DVDなどが豊富にあります。食堂やパブ、コンビニのような店もあり、図書館とつながっていて、勉強の息抜きにとても便利です。
授業は、一教科につき週2回の講義と、週一回チュートリアルという学習の場が設けられています。チュートリアルとは、少人数の学生が上級生や大学院生から授業の復習を受けたり、皆で意見を出して話し合いをしたりする授業で、教科によっては必ず出席しなくてもよい場合もありますが、大概チュートリアルで課題を出されたりするので、単位を取るには出席しておいた方が無難です。私は、語学センターで練習していたとはいえ、ネイティブの学生たちと話し合わなければいけないということに緊張してしまい、ほとんど黙ったままでした。ただ、マオリ語の授業だけは、他の皆も初心者だったこともあり、発音も日本語と似ているのでやりやすかったです。講義は大抵、準備されたテキストにそって行われました。先生がパワーポイントで要点をまとめたスライドを表示しながら、ただそのテキストを読んでいる場合もあったので、英語が聞き取れなくて戸惑ってもテキストを前もって読んでおけば大体ついていけます。レポートやテストも、相当頑張らなければできません。チュートリアルで友達はできましたが、授業についての話し合いは、言いたいことが言えずもどかしく思うことが多々あり、自己嫌悪になってサボることもありました。私は3教科受けて単位は一つしか取れませんでしたが、大学の授業を受講できただけでも良い経験になりました。
オタゴ大学では、メンターといって、弘大のチューターのように大学生が留学生の世話をしてくれる制度があります。私のメンターは日本に興味のある一つ下の学生でしたが、一緒にコーヒーを飲みに行ったり、留学生のためのダンスパーティーに行ったり、映画に行ったりしました。彼女は最初にできたNZ人の友達で、ホストファミリーの英語とは違った若者英語を教えてもらうことができました。メンターの制度では、皆で海でバーベキューしたり、パーティーを開いたりすることがあり、同じ年頃の大学生の私生活を聞き出したりオススメのパブを教えてもらったりできます。
6.夏休み
大学も終わり、11月からは帰国までの3ヶ月間、夏休みを満喫しました。友達の中には、フィジーやオーストラリアへ旅行したり、北島に行ったりする人もいましたが、私は仲良くなったアメリカ人の友達と南島をぐるっと旅行しました。はじめは車を持たず、大きなバックパック一つを背負って
徒歩旅行し、南島にある国立公園を中心にトランピングに出かけました。
トランピングとは、NZ独特の言い方だそうですが、バックパックを背負い山を登ったり川沿いを歩いたりすることで、私たちは11日間キャンプや山小屋に泊まって歩きながら過ごしたりもしました。それは私にとって初めての経験でしたが、NZの壮大な自然の中で、キアやブルーダック、ウェカなどの見たこともないような鳥を見たり、白い鹿に遭遇したりして、すぐに好きになってしまいました。皆さんご存知の南十字星も、山にある天然の沼のような温泉に入りながら見ると格別でした。
私が行ったのはCopland ValleyのWelcome
Flat track、Nelson Lakes National ParkのTravers-Sabine Circuit、Kahurangi National
ParkのWangapeka trackとLeslie-Karamea
track、Green stone-Caples track、Mt.Titiroa などなどです。NZのトランピングトラックは、DOC(Department
of Conservation)によってとてもよく整備されていたり、きれいな山小屋やトイレが設置されていたり、初めての人でも大丈夫です。ただ、西海岸の雨の多い地帯など、場所によっては道が泥沼になってぬかるんだり、3日間雨がやまなかったりするのできちんとした道具や準備、心構えも必要です。私は幸い経験者と一緒だったので、問題もなくとても楽しく過ごすことができました。もし少しでも行ってみたいという人は私がアドバイスできると思うので、気兼ねなく聞きに来てください。
NZはヒツジで有名ですが、西海岸へ行くとヒツジの数よりも「サンドフライ」というヌカ蚊の数に驚くでしょう。蚊は水がたまっている場所を好みますが、ヌカ蚊は流れる水がある場所、つまり海辺や川原を好み、容赦なくたくさん集まってきて腕や顔、足などに群がります。刺されるととてもかゆいですが、かかずに冷やしたり、刺されないように肌をなるべく出さないようにすることが大切です。ヌカ蚊は温かいものに寄ってくるので、キャンプしているとお茶やごはんに入ってきたりしますが、数が多すぎてそれを防ぐのは不可能、私は最後には面倒くさくなって気にせずにいました。
さて、山にはシャワーやお風呂など当然ありませんから、私たちは川に飛び込んで泳いだり、石鹸をつけて体を洗ったりしました。山小屋で知り合ったカナダ人のカップルなどは、4日間ずっとお風呂に入っていないと言っていましたが、川に飛び込めばさっぱりします(笑)。夏なので風邪を引くこともなかったですが、山の上にいると夜はやはり寒くなるので、セーターやフリース、帽子など防寒対策も必要です。
他にも、魚釣りをしたり、川原で石を積んでオーブンを作り、パンを焼いたりもしました。行く前に勉強して行ったマオリの料理法を応用して、まず石を焼いておいてから鍋の中に生地を入れたものをそのオーブンに入れ、塗らした葉をかぶせたりして2時間ほど待つとパンが出来上がります。日によって歩く時間は異なりますが多くて10時間、少なくて2時間で次のキャンプ地まで行きました。2時間で着いた時などは時間があるので、薪を集めに行ったり、料理をしたり、魚釣りに行ったり、やることはたくさんあります。おかげで私は薪に火をつけたり、茂みの中で用を済ませたり、山の中で生活する術を学びました。その中で、昔マオリの人々が暮らしていた時のことを考えたり、彼らの生活の知恵の素晴らしさを実感したりしました。特に彼らの植物や動物に対する知識は幅広く、気候の変化や地理などは、文字を持たなかったのにも関わらず、正確で役に立つものでした。マオリはグリーンストーンという緑色の石を武器や装飾品などに利用しましたが、西海岸のミルフォードサウンドやホキティカの辺りで発見できるその石を探しに、北や南、東海岸からも山や川を越えてやってきました。その際できた道が今もトランピング用のトラックを作るための基盤になっていたりするほど、彼らの道を選ぶ能力は優れていたのです。私は、NZの自然に支えられた彼らの生活を、本だけでなく自分の肌で体験できたことが今回の旅で一番思い出深かったです。日本ではあまり聞きなれないトランピングですが、NZでは若者からお年寄りまでたくさんの人に人気があります。もしNZへ行くことがあれば、バンジージャンプや船のクルージングも良いですが、トランピングに挑戦してみてはどうでしょう?
旅の途中では、バックパッカーズという、旅行者のための格安の宿泊施設を利用しました。
ユースホステルと同じようなものですが、ユースホステルはどこへ行っても同じような作りである
のに対して、バックパッカーズはそれぞれ場所によって建物が異なり、部屋や台所などが各自の
魅力を持っていて面白い所です。宿泊費も場所によって異なりますが、旅行パンフレットなどで
調べることができます。私のオススメはKarameaにあるRongoというバックパッカーズと、
ColingwoodにあるShanbalaというバックパッカーズです。どちらもリラックスした雰囲気で、都会
から離れて地元の人と関わったり近くの海辺を散歩してきれいな夕日を見たりするのにぴったり
の場所です。あまり大きく宣伝している場所ではないので、見つけるのは難しいかもしれません。私はRongoで宿泊中にちょうど誕生日を迎えたため、そこのオーナーや泊まっていたお客さんたちが料理を作ったりワインをご馳走したりしてくれて、家族のように温かな雰囲気で祝ってもらい感動しました。
私はこの夏休みでNZの美しいところ、よいところもたくさん見ましたが、一方で、原生の動植物を脅かすポッサムや鹿などの輸入された動物たちによる問題も目の当たりにしました。DOCはそれらをなくすために薬を散布したり、罠をしかけたりしていますが、反対にそれが原生の動植物にまで悪影響を与えたりもしています。山小屋も古い物がどんどん壊され、観光客を増やすためにきれいで大きい山小屋やトイレを設置して快適な環境をつくろうとしていますが、それは人間にとって快適なだけで動植物にとっては良いものとは限りません。マオリの家族が暮らしていた時のような自然はもう数えるほどしか残されていない、もしかしたらもうすでになくなっているかもしれません。アメリカやドイツ、日本や中国など世界中から観光客が訪れるNZですが、私たちのマナーも考えなくてはなりません。ヘリコプターや車をどんどん使って山や川へ出かけ、ちょっとそこの自然の表面だけ見ては満足して帰り、お土産屋さんでポストカードを買って帰る、その観光の仕方では見られないものがNZにはたくさん隠されています。もちろん、NZの青い海や空、緑の美しさは言葉では言い表せないほどです。映画では紹介されていない場所も魅力がいっぱいです。以上、私の体験したNZを紹介しましたが、人それぞれ感じることも様々だと思います。みなさんも自分自身のNZを体験しに行ってみてください
!