弘前大学

(独)放射線医学総合研究所と緊急被ばく医療に関する協力協定を締結しました

2008.10.02

本学は,青森県内に立地する原子力施設での万一の事故に備え,緊急被ばく医療体制の整備に取り組んでいるが,平成20年10月2日(木)教育活動の充実や,我が国の緊急被ばく医療の発展,継承に貢献するため「緊急被ばく医療に関する協力協定」を独立行政法人 放射線医学総合研究所と締結しました。

3月には,放射線医学総合研究所で看護師,保健師,医師,作業療法士ら弘大大学院保健学研究科の教員の被ばく医療セミナーを実施し,既に被ばく医療人材育成教育,研究に関する取り組みを開始しています。

協力内容は(1)職員,研究員,学生,研究生等の交流に関すること(2)研究資料,刊行物および研究情報の交換等に関すること(3)施設および設備の共同利用に関すること(4)被ばく患者の治療に関すること―の4項目。

本学は,緊急被ばく医療分野における相互の教育,研究協力をより強力に推進し,緊急被ばく医療の可能な高度救命救急センターの早期開設を目指しています。

(独)放射線医学総合研究所と緊急被ばく医療に関する協力協定を締結(平成20年10月2日)
遠藤学長(左)と米倉放医研理事長

独立行政法人 放射線医学総合研究所と国立大学法人 弘前大学間の被ばく医療に関する協定書