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事業終了にあたってのご挨拶

2012年度より実施してきました文部科学省GP「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」は,この3月で終了することとなります。
 この3年間,多くの地域企業の皆様,行政関係者,そして大学関係者の方々にお世話になりました。特に地域企業の皆様が本学の取組を理解してくださり,お忙しい中,多くの時間を割いて学生を指導してくださったことには大変感謝をしております。本当にありがとうございました。
 この事業を実施したことで,多くの成果を得ることができました。それは,学生の社会人基礎力や企画提案力の向上といった教育成果に留まらず,課題解決型学習のノウハウ,学生指導や評価に対するノウハウ,地域企業と連携し事業を進めるためのノウハウ,地域への情報発信のノウハウ等々,授業運営等に関する成果です。そうした知見が,事業期間を通して蓄積されたのは,大学教育にとって大きな財産になったと思います。
 また,本事業を通して,北海道・東北地区17大学の皆様,そして他地域の大学関係者とも交流を持つことができたことは大きな財産になったと思います。こうした人的ネットワークは,今後,激動の大学教育の時代を迎えるにあたって必ずや役立ってくるものと思われます。さまざまな大学での優れた取り組みに関しての情報交換を密にしていくことで,優れた大学教育のあり方を常に考えていくことができる素地ができたものと確信しています。
 本事業は今年度で終わりますが,今後も大学の授業の中で活動を継続していくこととしています。また,本年度,弘前大学は「地(知)の拠点事業(COC)」に採択され,地域と連携した活動に力を入れていくこととなっています。この中で,地域と連携した課題解決型学習が取り入れられることとなります。本事業の取り組みが発展し,COCという新しい事業へとつながっていくことを期待しています。

2015年3月
弘前大学人文学部
森樹男