弘前大学 農学生命科学部附属 白神自然環境研究センター 白神山地で学び世界を見つめる

白神自然環境研究センター 研究紹介セミナー(学内向け)を開催いたしました。

4月より農学生命科学部附属の白神自然環境研究センターが発足し、農学生命科学部内の組織であるスケールメリットを生かして、研究の新たな展開を目指しています。そのために、これまでの白神自然環境研究所当時に築いてきた事業の基礎的な組み立てと、専任教員と協力教員の研究内容や成果を紹介するセミナーを、12月5日、15:00から18:00にコラボ弘大8階の八甲田ホールで開催しました。他学部の教員や学生あわせて26名にお集まりいただき、今後の研究の展開や連携についての議論を交わすことができました。

西目屋村田代に白神自然観察園西目屋(田代)分室が開所いたしました。

白神自然環境研究センター(旧白神自然環境研究所)は,平成30年11月9日(金),西目屋村に白神自然観察園西目屋分室を設置し,西目屋村役場にて,オープニングセレモニーを開催しました。
同研究センターは,2009年に西目屋村川原平に白神自然観察園を整備し,この観察園を拠点に様々な研究教育活動を行ってきました。その中でも地域の自然史研究の要となる生物標本の収集は,当研究センターの活動の柱の1つであり,これまで収集,整理してきた標本は,主に青森県に自生する維管束植物を中心とした腊葉標本と昆虫を中心とした動物標本等です。

植物については,白神山地の植物相解明に尽力した盛岡大学齋藤宗勝元教授から寄贈を受けた約3,500点あまりの標本と青森県野生植物研究家の細井幸兵衛氏から寄贈された約3万2,000点の標本を中心に約5万点の植物標本を管理しており,青森県最大級の植物標本コレクションであす。これらの標本の多くは地球規模生物多様性情報機構GBIFに標本データが登録されつつあり,国際的に当研究センターの標本の存在が周知されるようになっています。

動物については,当研究センター教員により白神山地を中心に収集された昆虫標本と青森県内の昆虫愛好家から寄贈を受けた昆虫標本,合わせて約7万点を収蔵しています。

これらの標本は収蔵・管理するためにはある程度の面積の収蔵スペースが必要となりますが、大学内に広さと適切な場所を確保することは難しく,当研究センターでは収蔵庫を設置できる場所を探していたところ,本学と連携協定を締結している西目屋村のご厚意で旧津軽ダム工事事務所(同村田代)の別棟を提供していただくこととなり,開設の準備を進めてきました。

開所式では,佐々木長市弘前大学農学生命科学部長からの挨拶に続き,西目屋村関和典村長から「白神山地世界自然遺産登録25周年の記念する年に分室がオープンすることは村民の自信や誇りにつながる。今後も白神山地に関係する機関が連携し活動していきたい。」と祝辞が述べられました。また,檜垣研究センター長,中村准教授,山岸助教から,分室設置の経緯と標本プロジェクトの現況について説明をいたしました。

引き続き,分室に移動し,関係者らが見守る中,佐々木学部長,檜垣研究センター長,関村長,長利教育長の4氏が分室の看板を掲げました(下の写真)。その後、分室見学では,中村准教授から動物標本,山岸助教から植物標本についてそれぞれ説明させて頂きました。

同研究センターでは,西目屋村は当研究センターの自然観察園が位置する場所であり,新設した西目屋分室は大学キャンパスと自然観察園の中間に位置する。また,冬期間の利用も可能な標本収蔵拠点を開設したことにより,西目屋村から青森県の自然史研究のさらなる推進へと繋げていきたいと考えています。また,次世代を担う子供達への教育の場としても活用できるように西目屋村や関係諸機関と共に今後の方針を検討していく予定です。

白神自然環境研究所オリジナル2018年カレンダー

2017年も皆様に大変お世話になりました。クマの出没により観察園の利用制限などがあり、ご不便をおかけしたところもありましたが、皆様のご協力で大きな事故などなく、1年間を過ごす事ができました。心から御礼申し上げます。来年度のカレンダーをよろしければダウンロードしてご利用ください。

白神岳山頂の風景を4カットほど掲載したものです。

カレンダー2018大 ←ダウンロードはこちらから。

皆様、良いお年をお迎えください。来年が皆様にとって素晴らしい1年となりますよう心からお祈り申し上げます。

 

白神自然観察園 (西目屋村川原平)の冬季閉鎖のお知らせ

弘前大学白神自然環境研究所付属白神自然観察園は12月1日より冬季閉鎖となりました。来年は5月1日の開園を予定しております。

シンポジウム 未来へつなぐ~津軽半島の豊かな自然~ の開催について

地域のみなさま、もちろんお子様も。水草に興味がある方。津軽半島の自然に興味がある方。地域の自然と教育をつなげたい方など、どなたでもご参加いただけます。心よりお待ちしております。

日時 2017年 12月11日月曜日 17:00~ (およそ2時間程度を予定)
16:30開場 入場無料

会場 つがる市生涯学習交流センター「松の館」交流ホール
http://www.city.tsugaru.aomori.jp/sisetu/00001.html

つがる市で発見されたガシャモクとはどんな植物でしょうか?そしてガシャモクが生きる津軽半島にはどんな自然があるのでしょうか?このシンポジウムでは、5人の講師の皆様からガシャモクや津軽半島の自然についてわかりやすく、楽しく話題提供して頂きます。つがる市にお住まいの皆様をはじめ青森県の自然に興味をお持ちの皆様、ガシャモクについて知りたい皆様のご来場をお待ちしております。

講演者およびスケジュール

17:00~17:05 主催者挨拶

17:05~17:30 基調講演1
~「つがる市で発見されたガシャモクの価値・謎・今後の展開」~
新潟大学教育学部産学官連携研究員首藤光太郎博士

17:30~17:50  基調講演2
~「北九州市のガシャモク 衰退・再生そして今後」~
北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館 真鍋徹学芸員

17:50~18:05
~津軽における水草について~
津軽植物の会会員 石戸谷芳子さん

18:05~18:20
~「屏風山地域の湿原の現状と今後の課題—–ベンセ湿原を中心に—–」~
青森県自然環境研究会 斉藤信夫さん

18:20~18:30
~自然史研究がつなぐ郷土の自然~
弘前大学白神自然環境研究所 准教授中村剛之

18:30~
質疑・応答

問い合わせ先
弘前大学白神自然環境研究所 山岸
TEL & FAX 0172-39-3706
E-mail hyama@hirosaki-u.ac.jp

【弘前より会場へ向かわれる方】

弘前大学正門より無料送迎バスが出ます。【先着50名まで】
当日15:30正門より無料バスが出ます。このバスのご利用を希望される方は弘前大学白神自然環境研究所(TEL & FAX 0172-39-3706)まで12月8日まで必ずご連絡ください。お帰りは20:30ごろ正門に到着予定です。

※会場での飲食について
会場、ロビーでの飲食は禁止となっております。そこで会議室をご用意いたしました。そちらでお召し上がりください。また飲食物の販売はしておりませんが会場入り口向かいにコンビニエンスストアがありますのでそちらが便利です。大変申し訳ございませんが原則ゴミはお持ち帰られますよう、お願い申し上げます。

 

主催 弘前大学白神自然環境研究所、新潟大学教育学部、
環境研究総合推進費4-1705「湿地の多面的価値評価軸の開発と広域評価に向け
た情報基盤形成」研究チーム、

後援 環境省東北環境事務所、青森県、つがる市、津軽植物の会、青森県自然環境研究会

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