弘前大学

平成27年度「科学者発見プロジェクト」テーマ賞表彰式及び第7回共同研究体験発表会を開催

2015.08.07

平成27年8月3日(月),弘前大学創立60周年記念会館コラボ弘大において,平成27年度「科学者発見プロジェクト」テーマ賞の表彰式を開催しました。本事業は,日常のささいな「疑問や興味,アイデア等」を青森県内の小・中・高の児童・生徒から広く募集し,その提案に基づいた研究テーマを本学研究者と共に体験する双方向的な試みであり,本学の地域貢献の一環として平成20年度より実施しています。
応募された中から,発展性,意外性,独創性に優れた研究テーマを選考し,弘前市立北小学校5年 青木 奎昂さんの「2つの目で見ているのになぜ1つに見えるのか」をはじめ,7件(小学校1件,中学校3件,高校3件)が「テーマ賞」に採択されました。表彰式では,佐藤学長から表彰状が授与された後,研究テーマ毎に本学教員からいただいた激励のコメントが紹介されました。そして,学校関係者及び保護者などが見守るなか,受賞者を代表して,青森県立三戸高等学校1年 横山 美音さんが,受賞へのお礼の言葉と今後の共同研究に対し,「将来,教科書に載るような研究ができれば」と意気込みを語りました。
引き続き,第7回共同研究体験発表会が行われ,柏倉理事(研究担当)の挨拶の後,昨年度共同研究を実施した「なぜソーラーパネルは光の種類によって,動いたり,動かなかったりするのだろう?」(弘前大学教育学部附属小学校)等7件の研究成果の発表が行われました。その充実した発表内容は未来の科学者を期待させるものであり,共同研究体験を通じて「関心を探求するプロセス」を研究者と共に体験することで,大学をより身近に感じてもらうよい機会となりました。
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