弘前大学

一般社団法人コラボ産学官主催 第9回コラボ学長フォーラムに佐藤学長が出席しました

2015.11.17

平成27年11月5日(木)に,一般社団法人コラボ産学官主催の「コラボ産学官設立11周年記念事業第9回コラボ学長フォーラム」が,東京都江戸川区タワーホール船堀において開催されました。
本フォーラムは,「地方創生」に対し大学は何が出来るのか?というテーマで行われました。冒頭,東京大学産学連携本部事業化推進部長の各務茂夫教授と株式会社ジーンテクノサイエンスの河南雅成代表取締役社長が登壇し,各務教授からは,東京大学における起業家人材の育成やベンチャー企業支援について,河南社長からは,ベンチャー企業が上場するまでの資金調達や人材確保についてそれぞれ基調講演がありました。続くパネルディスカッションには,秋田県立大学小間篤学長,信州大学濱田州博学長,電気通信大学福田喬学長,長岡技術大学東信彦学長,そして,本学からは,佐藤敬学長がパネリストとして登壇し,各大学のベンチャー企業支援や特許等技術移転に関する取組紹介や地域創生における大学の役割等についてディスカッションを行いました。
佐藤学長からは地方大学である本学の役割や「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」,「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」等の取組みの紹介がありました。また,本学の地域貢献や人材育成について,青森県の農産物輸出産業,特にリンゴを例に挙げ「青森県の産業とリンクした地域貢献が重要である。」といった意見や,本学卒業生の多くが県内に就職する状況に触れ,「地域で活躍する人材でもグローバルな視点を持つことが重要であり,グローカル(ローカル+グローバル)人材の育成が必要。」と意見を述べられ,各パネリストの方々と闊達な議論を交わされました。
会場では,参加者が熱心にメモを取る等,大変盛況なフォーラムとなりました。
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