弘前大学

「弘前大学ボランティアセンター活動報告会~寄り添って共に歩む~」開催

2016.03.18

平成28年3月10日(木)、弘前大学ボランティアセンターは、弘前市との共催で「弘前大学ボランティアセンター活動報告会~寄り添って共に歩む~」をヒロロ4階弘前市民文化交流館ホールで開催しました。
当センターでは、東日本大震災発災直後から「チーム・オール弘前」として、岩手県野田村での支援・交流活動をはじめ、様々なボランティア活動を実施してきました。今回の報告会は、当センターの5年間のボランティア支援・交流活動を振り返り、これからの活動のあり方を模索することを目的に実施しました。
同報告会は2部構成で、市民・学生・教職員を合わせて61名が参加。第1部は、当センター学生事務局 垣内雅仁さん、市民代表 金玉熙氏、伊藤昭子氏より、野田村支援・交流活動の報告が行われ、続いて、弘前市社会福祉協議会 棟方洋子氏、人文学部3年 横山亜美さんより経済的困窮世帯の生徒への学習支援事業についての活動報告が行われました。
第2部は、「5年間の野田村支援・交流活動を振り返って」と題したパネルディスカッションが行われ、当センター学生事務局 垣内雅仁さん、宮川京大さん、弘前市ボランティア支援センター 小田切宰子氏、OB・OG代表 日野口早希氏、教員事務局OG 山口恵子氏、市民代表 高橋康男氏をパネリストにお迎えし、様々な立場から活発な討論が行われました。これまで活動に参加してきた市民や学生、教員等からは、「最初の頃は、野田村の被災現場はがれきの山で本当に辛く厳しい活動であったが、野田村の方々とがれき撤去などの活動を一緒に行うようになり、感謝の言葉をいただいた」「少しずつ野田村の方々と交流が持てるようになり、今では、笑顔で出迎えてくれるようになって嬉しい。逆にボランティア活動に参加している私たちが元気をもらっている」などの声があり、終始盛況のうちに終了しました。
なお、平成28年度から「チーム・オール弘前」による野田村復興支援・交流活動は、毎月の定期便から3ヶ月に一度の活動に切り替え、引き続き行う予定です。
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