弘前大学

弘前大学卒業生による「日本語パートナーズ」報告会を実施

2016.07.11

平成28年7月7日(木)17:45から、総合教育棟205講義室で、「日本語パートナーズ」の報告会が行われました。
「日本語パートナーズ」とは、「日本語で、日本を伝える、アジアを学ぶ。」というキーワードを掲げ、ASEAN諸国の中学・高校などの日本語教師や日本語を学ぶ生徒のパートナーとして、授業のアシスタントや日本文化の紹介を行うというもので、国際交流基金アジアセンターが行っている事業の一つです。満20歳~69歳で日本国籍があれば、だれでも参加資格があります。
今回の報告会は、在学中に実際にこの事業に参加した経験を持ち、昨年春、本学人文学部を卒業し本制度でタイに派遣された奈良美智子さんの発案により、国際教育センターが主催して行われました。
奈良さんは、日本語パートナーズは資金面、生活面、学習面すべてにおいてサポートが充実していること、日本語を教えることだけではなく、身近な日本文化を自分自身が知ることから始まり、海外で得られた数々の貴重な体験を後輩たちに伝えていきたいという強い思いを豊富な資料を基に話されました。
報告に続く質疑応答では、現地での生活に関すること、派遣前や現地でのサポート体制に関すること、現地でのコミュニケーション言語に関すること等様々な質問が飛び、時間を延長して懇談が続きました。報告会に来ていた学生たちは、この事業はもとより様々な形での海外体験や留学への思いをかきたてられているようでした。
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