弘前大学

弘前大学 第1回地方創生ネットワーク会議開催

2017.07.11

弘前大学は,平成29年6月26日(月),同大学創立50周年記念会館「岩木ホール」において,「第1回地方創生ネットワーク会議」を開催した。この会議は,弘前大学と包括連携協定を締結している青森県内の自治体,金融機関,経済団体等が連携して,当該地域における地方創生を推進することを目的として本年度から開催することとしており,当日は第1回目の会議で約60名が出席し,それぞれの機関における地方創生の取組みを紹介しました。
はじめに,弘前大学の大河原理事(社会連携担当)・副学長の挨拶の後,経済産業省東北経済産業局産業部長 佐久間恵二氏による基調講演があり,佐久間氏は「一つの地域だけでブランド化に取り組んでも観光面では効果が薄い。東北地域が一体となってブランドを作り上げ,情報発信することが大事である」と述べられました。次に,青森県企画政策部企画調整課基本計画推進グループサブマネージャー 小玉直史氏から,地方創生政策の新しい動きについて説明があり,国の動きや人口減少対策として若者や女性にターゲットを絞った県内定着促進などの取組みが紹介されました。その他,弘前大学の曽我副理事からCOC+事業の取組みについて,青森銀行地域振興部主査 石田聖臣氏及びみちのく銀行地域創生部地域振興担当部長 藤田雅志氏から,それぞれの銀行における地方創生に対する取組みについて説明があり,最後に,弘前市副市長山本昇氏から弘前市の地方創生の取組みについての講話がありました。
今後は,平川市,むつ市,八戸市で順次会議を開き,同大の研究成果も報告していくこととしています。

挨拶する大河原理事(社会連携担当)・副学長
基調講演を行う佐久間経済産業省東北経済
産業局産業部長
講話を行う山本弘前市副市長
説明を聴く出席者