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弘前大学・新潟大学等の研究チーム 「ガシャモク新産地発見記念公開シンポジウム」開催

 白神自然環境研究所,新潟大学教育学部,環境研究総合推進費4-1705「湿地の多面的価値評価軸の開発と広域評価に向けた情報基盤形成」研究チームは,12月11日,つがる市生涯学習交流センター「松の館」において,ガシャモク新産地発見記念公開シンポジウムを開催しました。
 ガシャモクは,環境省のレッドリストで「絶滅危惧種ⅠA類」に指定されているほどの希少な水生植物で,かつては関東地方以西に広く分布していたが,水質の悪化などにより各地で絶滅し「幻の水草」とも呼ばれています。今年, つがる市の湖沼で生息が確認されたことで,国内の北限が一気に500キロ以上更新されることとなりました。
 シンポジウムでは,第1発見者である新潟大学首藤光太郎研究員から「つがる市で発見されたガシャモクの価値・謎・今後の展開」,これまで唯一ガシャモク個体群が確認されていた北九州市で保全活動に関わる北九州市立自然史・歴史博物館真鍋徹学芸員から「北九州市のガシャモク 衰退・再生そして今後」と題した基調講演,続いて,津軽地方の水草や屏風山地域の湿原の現状紹介,自然史研究がつなぐ郷土の自然と題した講演が行われた。当日は,県内各地から約80名の参加があり,質疑応答や意見交換が活発に行われ,ガシャモクのみならず自然環境保全への関心の高さが伺えたシンポジウムとなりました。

※写真左:参加者の質問に答える新潟大学首藤光太郎研究員
※写真右:講演する北九州市立自然史・歴史博物館真鍋徹学芸員

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