弘前大学

弘前大学社会連携推進機構「地方創生実践セミナー ~地域とこれからの福祉~」を開催

2017.12.28

弘前大学社会連携推進機構は,平成29年12月14日(木),同大学創立50周年記念会館「岩木ホール」及び「会議室2」において,「地方創生実践セミナー ~地域とこれからの福祉~」を開催しました。
本セミナーは,地方創生に向けた地域連携による具体的な取組を促進するため,青森県の各自治体に共通する地域課題をテーマに情報提供を行い,関係者間での情報交流の場を提供することを目的として開催されました。今回は介護福祉分野をテーマとして,高齢者が主役となり自分らしく生きることを,介護施設と家族が一体となり実現させるというコンセプトの下,介護業界の意識改革を目指し,島根県海士町での「生涯現役社会」構築への貢献をはじめ,全国的な活動を行っている青山幸広氏をお招きし,ご講演いただきました。
はじめに,弘前大学の理事(社会連携担当)・副学長 大河原 隆から開催の挨拶がありました。続いて第一部として,ケアプロデュースRX組 代表 青山 幸広 氏の「地域とこれからの福祉」と題した講演が行われました。青山氏は「高齢化する社会において,行政サービスにおける介護に係る取り組みについては語られることが多いが,民間事業者・地域が一体となって取り組むことが,介護業界のイノベーションには必要であり,機械,薬やおむつに頼りすぎない,お年寄りが最後まで自分らしく生きるための介護が,地域の元気につながるのではないか」と述べられました。
第2部は,名刺交換交流会が行われ,企業・自治体・大学関係者が交流を深めつつ,情報交換を行いました。
セミナーには,自治体職員,本学教職員,本学学生,企業など,多様な参加者が集まり,計60人が参加。講演終了後の名刺交換交流会では,青山氏を中心とし,質問や意見交換が時間いっぱいに行われ,盛況の中終了しました。

開催の挨拶をする大河原理事
講演する青山幸広氏
会場全体の様子
名刺交換交流会の様子