ベトナムのアンザン大学と４５校目の大学間交流協定等締結

本学とアンザン大学との大学間交流協定及び学生交流に関する覚書について，郵送方式により相互に署名され，平成30年7月2日付をもって滞りなく締結が完了しました。本協定及び覚書の有効期間は5年間で自動更新です。
アンザン大学は，1999年に設立された，アンザン省における唯一の国立総合大学です。経済経営学部，農業資源学部，情報技術学部，教育学部，環境技術学部，政治学部，外国語学部，芸術文化学部の8学科，8研究科，農村開発研究センター，人文社会科学研究センター，コミュニティ開発資源センター，情報伝達技術センター，外国語センター，学生寮サービスセンターの6センターを有します。
これまでの両大学の交流として，平成27年度弘前大学グローカル人材育成事業により，農学生命科学部の高梨子准教授，石塚准教授率いる事業チームが，平成28年1月20日に同大学を訪問しました。その後，平成29年9月29日，高梨子准教授，国際連携本部職員が同大学を訪問し，学生・教員交流についての協議が行われ，大学間交流協定等締結に向けて話を進めることとなりました。翌年の平成30年2月27日，農学生命科学部石川副学部長，張教授，川崎准教授，高梨子准教授が同大学を訪問し，農学生命科学部分野における共同研究，及び大学間協定等締結に関する詳細についての協議が行われ，本協定等締結に至りました。
ベトナムにおける大学との大学間協定等の締結は今回が初めてであり，ベトナムにおいて日本語を学習する学生数が多く，日本留学の需要が高いことからも，今後の活発な双方間学生交流が見込まれます。
なお，本学における大学間交流協定は，平成30年4月10日に締結された国立屏東大学（台湾）に続いて45校目となり，今後の東南アジアとの国際交流の拠点としての発展が期待されます。
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