弘前大学

弘前大学 平成30年度第3回地方創生ネットワーク会議開催

2019.02.20

弘前大学は,平成31年2月14日(木),15日(金)に青森県八戸市にて「平成30年度第3回地方創生ネットワーク会議」を開催しました。当会議は,弘前大学と包括連携協定を締結している青森県内の自治体,金融機関,経済団体等が連携して,当該地域における地方創生を推進することを目的として平成29年度から開催しています。今年度第3回目となる本会議1日目は八戸プラザホテルで開催され,約70名が出席し,それぞれの機関における地方創生の取組みを紹介しました。2日目には八戸市の特徴的な取組や企業・施設などの視察を行いました。
1日目の会議では,本学理事(社会連携担当)・副学長 石川 隆洋から挨拶があり,続いて青い森信用金庫 理事長 益子 政士 氏から「青い森信用金庫の地方創生への取組」と題して基調講演が行われました。益子理事長からは,青い森信用金庫の特徴的な取組の紹介があり,信用金庫の原点でもある助け合い,共助の心がこれからの地域において重要であることについて,ご講演いただきました。次に,各機関からの情報提供として,青森県企画政策部企画調整課長 奥田昌範氏から,青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦について説明があり,弘前大学農学生命科学部 助教 正木 卓からは三八地域における農業振興の課題について,一般財団法人tsumugu代表理事 小寺 将太 氏からは青森県内の地域・起業を舞台とした学生の“挑戦”を育む取組についてそれぞれ情報提供がありました。最後に,八戸市長 小林 眞 氏から「八戸市のまちづくりについて」と題して,八戸市の自然資源,文化,歴史について紹介があり,八戸市における特徴的な取組等について講話をいただきました。
2日目は,種差海岸インフォメーションセンター,八戸酒類株式会社,マチニワ,八戸市庁展望台を視察し,同市内の地方創生に係る取組についての紹介がありました。
弘前大学地域創生本部では,今後も青森県内の自治体とさらに連携を強化し,地域課題に対し様々な取組を行い,地域課題解決及び地域活性化に寄与して参ります。

挨拶する石川理事
基調講演を行う益子理事長
講話を行う小林八戸市長
八戸酒類株式会社での視察の様子