弘前大学

令和元年度大学コンソーシアム学都ひろさき「共通授業」開講

2019.09.30

青森県弘前市内の6大学が加盟している大学コンソーシアム学都ひろさきでは、弘前市が共催となり、令和元年8月20日(火)~22日(木)に、弘前駅前公共施設ヒロロ4階市民文化交流館ホールで「共通授業」を開講しました。
この「共通授業」は、「地域の課題を理解し、地域の発展を考える」をテーマに、地域の課題を具体的に理解し、その解決について自ら考えることができる人材を育成することを目的とし、平成25年度から実施している事業です。本コンソーシアム加盟大学の弘前大学、弘前学院大学、東北女子大学の3大学共同で講義を実施し、3校合わせて46名の大学生が受講しました。初日は「青森の地域生活課題~生きづらさを抱える人との関係づくり~」のテーマのもと、日常生活に困難を抱えている人の存在と背景を学び、「伝える技術」と「聴く技術」を体験的に学習することを通して,地域課題に対して何ができるかを考えました。2日目の「若者の政治参加」では、特に若い世代において全国的な(青森県では特に)投票率の低さについての根源を学び、若者の投票率向上にむけた施策を学生目線で出し合い、投票によって選ばれた施策を弘前市選挙管理委員会へ提出しました。3日目は「持続可能な街づくり」をテーマに、SDGsについて学び、弘前市の総合計画をSDGsの視点から検討し、あるべき弘前市の姿についてグループワークを通じて学びました。
3日間を通して大学の垣根を越えた活発な話し合いがなされ、参加した学生から、「地域の問題に触れる機会に参加できてよかった」、「他大学・他学部の学生と関わるいい機会になった」等の感想が出されました。

1日目:地域生活課題について考える学生
1日目:地域生活課題について考える学生
2日目:若者の投票率向上施策の開票の様子
2日目:若者の投票率向上施策の開票の様子
3日目:各班の持続可能なまちづくり案を掲示
3日目:各班の持続可能なまちづくり案を掲示