「トヨペット未来の青森県応援事業」奨学金採用者授与式を挙行

弘前大学では，令和2年10月7日（水）に令和2年度弘前大学基金「トヨペット未来の青森県応援事業」奨学金採用者授与式を弘前大学創立50周年記念会館岩木ホールにて行いました。本事業は青森トヨペット株式会社様からのご寄附を原資として，青森県出身でかつ本学卒業後に県内に就職を希望している学生に対し，奨学金を給付し，本学が県内に有用な人材を輩出することを目的として，平成29年度から実施しており，採用者には一人あたり25万円の奨学金が給付されます。
授与式で福田学長から「この奨学金は，現在の皆さんと，未来の皆さんを応援するために寄附されています。まずは，学生生活を元気に過ごし，そして，卒業後，青森県内へ就職した際には，その地域に貢献することが寄附者である青森トヨペット株式会社様への恩返しになると思います。」と，採用学生に対する激励の言葉が送られました。
続いて，採用学生代表謝辞では「奨学生として選んでいただいたことに感謝し，この奨学金を利用して，より一層勉学に励み，将来は青森県が抱える諸問題の解決に向けて，医療器具の開発という視点から貢献したい。」と感謝の気持ちと抱負が述べられました。
また，青森トヨペット株式会社 代表取締役社長 大野亮様から「本事業へ応募いただきありがたく思っています。コロナ禍で経済状況が厳しい中ではありますが，こんな時だからこそ，未来の青森県のために，未来ある学生のみなさんに寄附することを決めました。私たち企業のように微力ながらも皆さんを応援している人たちがたくさんいることを忘れず，学業を続けて欲しいと思います。」と，応援頂きました。
授与式後開催した懇談会で採用学生たちは，大野様，福田学長，郡理事（教育担当）から様々なお話を聞き，有意義な時間を過ごしました。