弘前大学大学院 地域社会研究科

地域産業研究講座(平成27年度入学)工藤 洋司

地域のシーズをデザインする

地域産業研究講座(平成30年度入学)工藤 洋司

 

私の所属する地方公設研究機関(以下、公設試)は、地域産業が抱える課題を「試験・研究・最新鋭の設備、機器、試験装置の導入及び貸出・技術情報提供」を行っています。公設試の変遷では、1955年以降から1980年中ごろまでの約30年間にわたる高度経済成長期には、中小企業への技術支援。1980年中ごろからは科学技術政策により先端技術産業支援に移行し、2000年頃からは実用化技術支援へと変わってきました。

 

私の研究テーマであるデザインに関する部署は、青森県では1988年に初めて青森県工業試験場青森木工分場にデザイン課が設置されて以来、現在の地方独立行政法人青森県産業技術センター弘前工業研究所デザイン推進室で31年目となります。私は1994年から所属し25年になりますが、公設試の役割の変化やデザインの多様な解釈にいつも頭を悩ませています。

 

これまでの私のデザイン研究では、デザイン手法を活用し、地域のシーズをいかに商品化し地域産業へ貢献できるのか考察してきました。また、デザイン活用初心者が活用できる商品企画手法(Value-Creative up)を開発し、商品開発支援を行ってきました。大学院では、これまでの活動の経験をしっかりと学術的に整理し、教授のフィールドで実践させて頂きながら、新たな知見に遭遇し解釈を深めることができ、日々感動しています。

 

地域社会研究科は、幅広い専門分野と多様な志の学生が、フィールドを共有しながら研究活動を行うことが魅力な研究科です。私の専門であるデザインが他の研究者の活動と共有し、互いのフィールドで実践できる懐の深いところが魅力です。社会人ならではの実績を互いに共有し高めあうことのできる環境は他に代えがたい場だと思います。社会人と大学院生の両立は大変なこともありますが、「地域のシーズをデザインする」ニーズの高まりを実感することができる環境に感謝しています。

弘前大学大学院地域社会研究科 案内(PDF)

弘前大学大学院地域社会研究科
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