書籍案内

ここから本文です

白神学入門〈2021〉

  • 弘前大学農学生命科学部附属白神自然環境研究所 編
  • A4判・104頁・並製
  • 定価 1,980円(本体価格1,800円+税)
  • ISBN 978-4-907192-92-1
  • 発行 2021年3月22日

<編集者イチオシ!>


 白神山地はブナの森が広範囲に広がり、その中に多種多様な動植物が生息・自生する貴重な山域です。

1993年には、日本で初となるユネスコの世界自然遺産に登録されました。弘前大学においても、遺産地域から

車で1時間程度の立地条件を活かし、白神山地をフィールドとした調査研究活動が続けられてきました。


本書は、弘前大学で開講されている「青森の自然―白神学Ⅰ―」のテキストとして、白神山地をフィールドと

する研究者らが、さまざまな角度から白神山地の自然やくらしを紹介しています。地象・気象、植物、動物、

教育・文化などの多岐にわたる研究分野から構成されており、白神山地の魅力を広くわかりやすく発信しています。

講義受講生はもちろんのこと、白神山地について幅広い知識を得たいという方々に一読いただきたい書です。


(担当編集員:正木 卓)

                                 

一般の書店にてお求めいただけます。(各書店にご注文ください)

弘前大学生協インターネットショッピングにてお求めいただけます。

内容紹介

世界自然遺産にも登録されている白神山地には、ブナを中心とした原生的な林が広がっています。弘前大学では、この白神山地をフィールドに、様々な調査研究が行われてきました。本書は弘前大学で開講されている教養教育科目「白神学Ⅰ」のこれまでのテキストに大幅な改訂を加えて作成されたものです。18人の教員らが自らの研究や活動の内容を取り入れながら、様々な角度から白神山地の動植物や山でのくらし、自然環境に関する17のテーマについて紹介します。学問分野としては気象学、地質学、古生物学、植物学、動物学、考古学、民俗学、地理学など多岐にわたります。白神山地について幅広い知識を得たいという方へお勧めしたい1冊です。

目次

1. 世界自然遺産としての白神山地    (石川幸男)
2. 白神山地の大地の生い立ち      (根本直樹)
3. 白神山地の土壌     (佐々木長市・松山信彦)
4. 白神山地における地すべりの変動履歴 (鄒 青穎)
5. 白神山地の気象、気候及び水・炭素循環
                   (石田祐宣)
6. リモートセンシングと
   GISデータから見える白神山地  (丹波澄雄)
7. 白神山地は緑のダムになり得るか
   ―白神山地が下流河川環境へ及ぼす影 ―
               (丸居 篤・工藤 明)
8. 白神山地の自然環境の歴史的変遷
   ―ヒトの生態系への関与を検討する―
                  (上條信彦)
9. 白神山地との関わり
   ―狩猟、マタギ、山の利用―  (小池幸雄)
10. 白神山地の植物
   ―シラネアオイの生活史特性― (本多和茂)
11. 春に咲く花たち          (山岸洋貴)
12. 白神山地のキノコ          (殿内暁夫)
13. 白神山地の生態系と植物群落     (石田 清)
14. 白神のプラナリアの知見から
   出発した生殖様式転換機構に関する研究 
                   (小林一也)
15. 白神山地にくらす昆虫たち     (中村剛之)
16. 森林の無脊椎動物         (池田紘士)
17. ニホンジカの侵入と定着のインパクト
                   (中村剛之)

【カテゴリー】総記 , 新刊のご案内 , おすすめ , 書籍 ,