弘前大学

弘前大学理学部・理工学部創設50周年記念式典を挙行しました

2015.10.23

弘前大学理工学部では,理学部・理工学部創設50周年記念式典を去る10月17日に弘前大学理工学部で挙行し,県内外の卒業生,元教職員をはじめ,学内外の関係者約120名を招き,盛大に50周年の節目を祝いました。
記念式典は,弘前大学理学部の卒業生で現在,青森朝日放送のアナウンサーとして活躍されている石塚絵里子さんの司会により,宮永崇史学部長が「来年度からの学部改組を間近に控え,地域の皆様にはこれからますます理工学部との関係を深めていただくとともに,大きな期待を寄せていただきたい」と式辞を述べました。
続いて,三村伸吾青森県知事(代理:藤岡正昭中南地域県民局長),葛西憲之弘前市長(代理:山本昇経営戦略部長),一般社団法人青森県工業会 東康夫会長から祝辞が述べられました。
その後,理工学研究科の糠塚いそし教授から理学部のあゆみについて,古い写真をプロジェクターに映しながら説明があり,出席者は当時の様子を懐かしんでいました。
続いて,同窓生を代表して元理学部生物学科教員の石田幸子先生から理学部一期生として入学した当時の入試制度のことについて話があり,「生物学科の学生として学んだことが人生に大いに役立っている」と挨拶をしました。さらに在学生を代表して理工学部数理科学科4年の伊藤厚さんが「暗記中心の高校時代に比べて,理工学部の教員には理解を中心とした学びの大切さを教わり感謝しています。」と挨拶しました。
引き続き,弘前大学理工学研究科の浅田秀樹教授が「アインシュタインの一般相対性論誕生100周年」,同じく理工学研究科の稲村隆夫教授が「弘前大学理工学部誕生と私の研究活動」と題して,記念講演が行われました。
さらに記念祝賀会が大学会館で催され,宮永崇史学部長の挨拶に続いて,千葉信行理工学部同樹会会長の乾杯発声で懇談に入りました。また,余興として,学生サークル「弘大囃子組」による青森県内各地の祭囃子が披露され,出席者が掛け声をかけるなど楽しい集いとなり,三浦理工学部講演会会長による挨拶で締めくくられました。
翌日は,在学生の案内によるキャンパスツアーが行われた。当日は総合文化祭も行われており,参加者は賑やかなキャンパス内を見学して大いに楽しんでいました。