弘前大学

被ばく医療連携推進機構

被ばく医療連携推進機構は、本学の被ばく医療に関する各種事業を分野・組織を超えた連携を組織的、かつ、戦略的に推進することを目的として令和元年10月に設置されました。

本機構は、放射線安全総合支援センター及び災害・被ばく医療教育センター並びに社会連携部門(浪江町・環境省事業担当)及び国際連携部門(グローバル連携事業担当)の2センター2部門から構成されています。さらに、被ばく医療総合研究所、医学研究科、保健学研究科、医学部附属病院、理工学研究科、農学生命科学部との連携により、多様な活動を展開しています。

放射線安全総合支援センターは、原子力規制委員会から指定を受けた「高度被ばく医療支援センター」及び「原子力災害医療・総合支援センター」の活動が主たる取り組みです。また、災害・被ばく医療教育センターは、「複合災害に対応する被ばく医療人材育成事業」の活動が主な取り組みです。

2部門の活動は、令和4年度からの第4期中期目標・中期計画における自治体・企業等との連携強化により、福島県浪江町等の復興支援や地域社会の課題解決への貢献や、放射線関連の教育・研究センターを活用し、世界で活躍できる多様な人材育成などが主たる取り組みです。また、関連する学術活動の情報発信を目的とした英文学術誌「Radiation Environment and Medicine」(弘前大学出版会)の刊行にも取り組んでいます。

弘前大学被ばく医療連携推進機構ホームページ

原子力規制庁事業

放射線安全総合支援センター

原子力規制委員会から指定された「高度被ばく医療支援センター」及び「原子力災害医療・総合支援センター」として、原子力災害医療体制の整備に資する地域における被ばく医療人材、高度専門的な人材の確保・育成及び関係機関とのネットワーク構築の連携強化を図っております。

複合災害に対応する被ばく医療人材育成事業

災害・被ばく医療教育センター

現職の医療従事者を対象に、自然災害や放射線・感染症パンデミック等の特殊災害時に円滑な医療活動ができるよう、平時における教育活動を実践します。また、一般市民や学生を対象に災害医学に関する情報提供や意識啓蒙活動も実践します。本学が位置する青森県は複数の原子力関連施設を保有する特殊性を有しております。種々の教育・人材育成活動を通し、青森県地域をはじめとする全国の災害医療体制構築に向けて貢献して参ります。

機能強化連携事業

被ばく医療における安心・安全のための国際的な教育・研究拠点形成事業。

社会連携部門

  • 環境放射線モニタリング
  • 健康相談・放射線相談

国際連携部門

  • 海外被ばく医療研究機関との連携

お問い合わせ

所在地 〒036-8564 青森県弘前市本町66-1
E-mail crsshirosaki-u.ac.jp