白神自然環境研究所シンポジウム「自然史を学ぶ楽しみ」のお知らせ(10月15日開催)
2016.09.26
お知らせ
1.日時:2016年10月15日(土) 14時00分〜17時00分
2.場所:弘前大学農学生命科学部403講義室
3.対象:本学教職員、学生、一般の方
※事前申込は不要です。
4.要旨:
地域の動物相、植物相に関する我々の知識の多くは市民研究家(アマチュア研究家)の活動によってもたらされたものです。当研究所のシンポジウムではこれまで、市民研究家の活動や蓄積されている情報の大切さについて取り上げてきました。これまでの議論の中で、市民研究家の高齢化、若手の人材不足などの問題も話題に上がっていました。
このシンポジウムでは、初心に帰って、自然史を学ぶことの楽しさ、そこから見えてくる物事について、意見を交わします。また、新たな市民研究家を育成するために大学や博物館などの研究機関に何ができるか、彼らの活動を支援し活性化する方法についても議論したいと思います。
5.プログラム:
【趣旨説明】山岸洋貴(弘前大学白神自然環境研究所)
【講演】
○ 大原 昌宏(北海道大学総合学術博物館 副館長)
「自然史を学ぶノウハウを伝える-パラタクソノミスト講座の取り組み-」
○ 岸本 年郎(静岡県立ふじのくに地球環境史ミュージアム 学芸員)
「自然史を学ぶ楽しみ(仮題)」
○ 渡辺 修(さっぽろ自然調査館)
「職業として自然史と関わる(仮題)」
○ 中村 剛之(弘前大学白神自然環境研究所)
「地方同好会に求められる変化」
【パネルディスカッション】
6.後援:
青森県、環境省東北地方環境事務所、林野庁東北森林管理局、津軽昆虫同好会
7.お問い合わせ先:
弘前大学白神自然環境研究所
電話・FAX:0172-39-3707
e-mail:dhalma@hirosaki-u.ac.jp