弘前大学

弘前大学「第14回学生相談を考える会」を開催

2019.02.27

平成31年2月13日(水),学生相談に携わる学内外の教職員を対象にした「第14回学生相談を考える会」を開催しました。同会は多様化・複雑化する学生相談に適切に対応し,学生への支援体制を充実させようと平成20年度から開催しており,今回で14回目となります。県内からの大学等関係者を含め約60人が参加しました。
今回は,本学保健学研究科 田中 真 助教 から,「自殺のサインに気づくには~基本的心構えと対応~」と題した講演・情報提供がありました。
何気なく発している「自殺のサイン」や「見た目や行動の変化」を見逃さないことや,善悪の判断はせずに受容することが大切であることなどについて,具体的な相談例を含めた講演が行われました。後半部分では,相談シナリオに基づいた参加者によるグループディスカッションも行われ,理解を深めました。
その後の登壇者によるディスカッションでは,周囲の学生のケアなども含めた事例の紹介があり,貴重で有意義な時間となりました。