弘前大学

弘前大学学長定例記者会見(令和5年9月25日)を開催しました

2023.09.25

弘前大学 学長定例記者会見

日時:2023(令和5)年9月25日(月)10時30分~
場所:弘前大学創立50周年記念会館2階 岩木ホール

会見項目

1.超人口減少地域における限界状況を想定した次世代教育開発実装事業について

配付資料

資料1 超人口減少地域における限界状況を想定した次世代教育開発実装事業(377KB)

説明主旨

  • 青森県は、国内有数の超人口減少地域であり、出生率は、2022年に過去最少の5.0まで低下し、全国平均を1.3 ポイント下回っています。年少人口も、2045年には半減し、全国ワースト2位になると推定されます。さらに学校数は統廃合によって著しく減少しており、次世代を担う子どもたちに様々な社会問題が降りかかることが危惧されています。10年後、20年後の状況を想定した「青森県の次世代教育への挑戦」を始める必要に迫られています。
  • 本事業は、これまでオール弘前大学体制で取り組んできた地域課題研究の「知」の集積を、青森県の次世代を担う子どもたちへの新たな「青森県型リベラルアーツ教育」として還元すること、さらには、次世代目線に立った大学全体の教育・研究のアップデートを目的としています。そのため、本年度7月に教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター(以下、次世代センター)を設置しました。次世代センターは、今後、教育学部および教職大学院を中核機関とする全学的組織になる予定です。次世代センターでは、地域の詳細な実態調査に基づくR(research)-PDCAサイクルを運用することで、地域の教育課題解決に役立つ教育プログラムを開発し、普及させます。それにより、弘前大学の「知」の集積をベースに、大学から地域の子どもたちの教育へ、子どもたちから大学の教育・研究へと循環する「知の伝達・循環」ルートを構築・実装します。最終的な成果として、教育を基軸とした超人口減少地域におけるウェルビーイングの向上とSDGs の実現を目指します。

本件問い合わせ連絡先

(1)事業内容
教育学部教授・附属次世代ウェルビーイング研究センター長
今田 匡彦
TEL:0172-39-3379
E-mail:timadahirosaki-u.ac.jp
(2)事務部
教育学部事務長
飯田 有知子
TEL:0172-39-3313
E-mail:jm3313hirosaki-u.ac.jp

2.第22回弘前大学総合文化祭について

配付資料

資料2 第22回弘前大学総合文化祭(273KB)

資料3 総合文化祭ポスター(861KB)

説明主旨

  • 弘前大学総合文化祭は、学生と教職員が協働して企画・運営しております。例年、地域の方々にも主体的に参画していただき、多くの市民をはじめ学外からたくさんの方々に訪れていただいております。
  • この総合文化祭が地域の皆さんと本学の学生・職員との更なる交流の場となるよう、今年度も、より多くの皆様に総合文化祭にお越しいただきますよう願っております。
とき
令和5年10月20日(金)~10月22日(日)
ところ
弘前大学文京町キャンパス
テーマ
共炎-きょうえん-
コロナ規制緩和に伴い、以前のような盛り上がりを共に作っていってほしいという気持ちが込められています。
内容
  • 「知の創造」(各学部等の特徴的な研究をわかりやすく紹介)
  • 人文社会科学部:未来へ文化財を受け継ぐ
    成田コレクション考古・アイヌ資料の特別公開
  • 教育学部附属特別支援学校:製品販売(農作物、こぎん刺し等)
  • 医学部附属病院:市民公開講座
  • 理工学研究科 :楽しい科学、サイエンスへの招待
  • 農学生命科学部:サイエンスパーク 農学生命科学部動物標本展示室一般公開
    白神山地の自然をさぐる
    市民公開講座
  • 各種展示・模擬店
  • よさこい弘大
  • お笑い芸人によるお笑いライブ
  • 花火 他

本件問い合わせ連絡先

総務部総務企画課 TEL:0172-39-3007
E-mail:jm3007@hirosaki-u.ac.jp
学務部学生課 TEL:0172-39-3112
E-mail:jm3112@hirosaki-u.ac.jp