平成28年度「弘前大学表彰」表彰式を挙行

本学では，教育研究活動，課外活動の振興，医療活動，教育研究支援活動，大学改革の推進，社会活動，職員の模範となるような活動等において顕著な功績があった本学職員・団体及び本学との産学連携，社会連携又は教育若しくは文化活動において顕著な功績があった学外の方を「弘前大学表彰」により表彰しています。
今回は，顕著な功績があると認められた2名の本学職員，2つの学内の団体及び2名の学外の方が「弘前大学表彰」により表彰されることとなり，平成28年5月31日（火）午前10時から総合教育棟大会議室において表彰式が執り行われ，佐藤学長から表彰者に対し表彰状及び記念品が授与されました。
表彰者は次のとおりです。
【学内・個人】
○飯　島　裕　胤
長年にわたり金融論を専門として学生の教育研究指導に尽力し，指導する学生チームが金融分野の大学論文コンテストである「第十一回日銀グランプリ」において，東北・北海道地区の大学では初めて最優秀賞を獲得したことが，教育研究活動において顕著な功績であると認められたもの
○廣　田　和　美
英国王立麻酔科学会の特別会員に選出されているところ，さらに米国大学麻酔科協会の正会員に選出されたが，日本において両学会の会員に選出された者は現在まで四名のみであり，このように研究業績が世界的に高く評価されていることが，教育研究活動において顕著な功績であると認められたもの
【学内・団体】
○高度実践被ばく医療検討委員会
文部科学省の支援により，平成20年度から緊急被ばく医療を支援する事業活動として，人材育成の体制整備・教育・研究体制の高度化・実践的プログラムの開発を行い，本学に高度実践被ばく医療人材育成グローカル拠点を形成したことが，教育研究等支援活動において顕著な功績であると認められたもの
【学内・団体及び学外・個人】
○赤い果肉りんご「紅の夢」普及推進委員会　塩　崎　雄之輔（弘前大学名誉教授）
リンゴの新品種の育成・品種登録及びその普及に尽力し，特に「紅の夢」においては，大学が地域経済の振興に寄与する全国に先駆けた普及モデルとして評価され，益々広がりを見せていることが，大学改革の推進等において顕著な功績であると認められたもの
【学外・個人】
○Paul Hollister（元弘前大学客員教授・非常勤講師）
平成7年から医学部医学科において医学英語の授業を担当し，学生の英語力向上及び医療面接の技術向上に大きく寄与し，さらに平成9年からは医学研究科等所属の研究者に対し英文原稿の校正等を行い，英文論文の公表数を増加させる結果をもたらしたことが，教育及び研究活動支援において顕著な功績であると認められたもの