弘前大学

弘前大学大学院保健学研究科 高度実践被ばく医療人材育成プロジェクト 「放射線リスクコミュニケーション教育部門第1回講演会」開催のお知らせ

2013.11.06

弘前大学大学院保健学研究科では、文部科学省特別経費事業「緊急被ばく医療の教育・研究体制の高度化及び実践的プログラムの開発」(平成25年度~平成29年度)を実施しております。この取り組みの一環として、原発事故に伴う福島県双葉郡川内村の現状について理解を深め、放射線リスクコミュニケーション教育の重要性と実践上の示唆を得ることを目的とし、標題の講演会を開催いたします。
 
1.日 時:  2013年11月5日(火)18:00~19:30
2.場 所:  弘前大学大学院保健学研究科  総合研究棟6階 第24講義室
3.対 象:  本学大学院保健学研究科教職員、

本学医学部附属病院職員、県内被ばく医療施設職員、

県内保健師、県内行政担当者、一般市民

4.講師・講演テーマ:

 ●講 演1
福島県双葉郡川内村復興対策課課長 井出 寿一 氏
テーマ「原発事故に伴う避難から復興の現状、職員として課題はなにか」

●講 演2
長崎大学 保健師 折田 真紀子 氏
テーマ「長崎大学・川内村復興推進拠点におけるリスクコミュニケーションの展開」

5.概要・目的:

 川内村は全域が東京電力福島第一原子力発電所より30km圏内に位置しています。平成24年3月31日には20km圏内の警戒区域の解除に伴い、避難指示解除準備区域と居住制限区域に設定されました。事故による全村避難から約1年余りで村長による帰村宣言を発し、急ピッチで除染と復興に取り組んだ結果、帰村率は約半数に達しています。川内村職員により避難から復興の現状についてお話しいただくことで実情と対応についての理解を深め、さらに、実際に住民とリスクコミュニケーションをとっている保健師から、放射線リスクコミュニケーション教育の重要性と実践上の示唆を得ます。

6.参加費:  無 料(事前申込は不要です)
7.主 催:  弘前大学大学院保健学研究科 高度実践被ばく医療人材育成プロジェクト

 放射線リスクコミュニケーション教育部門

問い合わせ先: 弘前大学大学院保健学研究科総務グループ

TEL・FAX:0172-39-5905