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弘前大学ねぷた絵展示、オープニングセレモニーを実施

 本来であれば弘前ねぷたまつりの初日であった令和2年8月1日(土)、中三・弘前店1階ガレリアにて「弘前大学ねぷた絵展示」を開始し、同日、オープニングセレモニーを実施しました。
 
 弘前大学では56年連続で弘前ねぷたまつりに出陣しています。今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、残念ながら弘前ねぷたまつりは中止となりましたが、30年続けて本学のねぷた絵を制作していただいている聖龍院龍仙氏に今年もねぷた絵を制作いただきました。伝統ある弘前ねぷたの文化を繋いでいくため、また、コロナ禍において本学は弘前市、弘前商工会議所をはじめ、地域のみなさまから多くのご支援をいただいており、みなさまへの感謝の気持ちを伝えるため、何らかの形で一般公開することを模索していたところ、今回中三・弘前店様にご協力いただき、ねぷた絵の展示を実現することができました。

 セレモニーではまず福田眞作弘前大学長から「コロナ禍では多くのご支援、激励の言葉をいただき、おかげさまで本学の学生は日々学業に専念できている。市民のみなさまへの感謝の気持ちとして、みなさまに少しでも弘前ねぷたの雰囲気を味わっていただきたい。」と挨拶がありました。

 続いてご挨拶いただいた櫻田宏弘前市長からは、合同運行のように練り歩くだけがねぷたではなく、大正から昭和にかけて、ねぷたを運行しない団体、休みの団体が扇灯籠や角灯籠、金魚ねぷたを玄関に飾り付けるというような、城下町ならではの風習があったことのお話があり、今年はそれを『城下の美風』と題し、街中に飾り付けを行っているという弘前市の取り組みに触れ、「弘前大学が、このコロナ禍の状況でなんとか頑張っていこうという想いで、今年のために描かれたねぷた絵を披露されるということは大変すばらしい。」とエールが送られました。
 続く清藤哲夫弘前商工会議所会頭は「土手町のど真ん中に大きな迫力のあるねぷた絵が飾られ、市民のみなさまが楽しみにおいでになるということは商工会議所としても活性化という立場から、とてもありがたい。ねぷたは邪気を全部取り込んで、流すというのも一つのルール。ねぷたの絵を見ながら、災いを閉じ込めて、弘前の未来に向けて頑張っていこうと感じている。」と街の活性化へ期待を込めました。

 最後にねぷた絵を制作いただいた、ねぷた絵師 聖龍院龍仙氏から「去年弘前大学は70周年ということで、人間にとって一番恐ろしいものは何かと考え、疫病神を払う朱の鍾馗(しょうき)を描いた。新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中で、今年は第2弾を描かなければいけないと思っている中で、ねぷたの中止が発表された。今年はねぷた絵を描けないものと思っていたところ、弘前大学から依頼があり驚いた。それならばぜひ『神農(しんのう)』を描こうと思った。」と制作の経緯についてお話がありました。今回の大型ねぷた鏡絵は『神農疫病滅敵図(しんのうえきびょうめってきず)』。『神農』は古代中国で薬王大帝と言われ、医学と農業を司る神、全人類を疫病から守る守護神とされています。龍仙氏は「コロナに打ち勝つにはみんなで一丸となっていかなければいけない。「退散」であればまた帰ってきてしまう。徹底した「滅敵」という言葉をタイトルに使った。」と絵に込めた強い想いを語りました。

 会場には大ねぷたの鏡絵の他、疫病神を払う鍾馗を描いた前ねぷた絵、『鍾馗疫病終息之図(しょうきえきびょうしゅうそくのず)』も展示しています。

 また、会場内で弘前大学修学支援基金へのご寄附の協力をお願いしております。ご寄附をいただいた方へは「神農」を描いた竹製の特製うちわをお渡ししています。何卒ご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 展示は8月20日(木)まで行われる予定です。
 弘前ねぷたの迫力を、ぜひ会場でご体感ください!

※ご来場の際には手指消毒、マスクの着用などの感染症対策をお願いいたします。

■展示の詳細はこちら


福田弘前大学長

櫻田弘前市長

清藤弘前商工会議所会頭

ねぷた絵師聖龍院龍仙氏

募金の様子

記念撮影


大型ねぷた鏡絵『神農疫病滅敵図』


前ねぷた鏡絵『鍾馗疫病終息之図』


『神農』が描かれたうちわ。傍らのイラストも龍仙氏作


中三・弘前店の店内から

 
 

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