弘前大学

日本銀行青森支店長による講演会 「ウィズ/ポストコロナ時代の青森県経済と地域活性化」を開催

2021.03.19

弘前大学では、幹部級職員及び教職員を主な対象として、日本銀行青森支店長による講演会「ウィズ/ポストコロナ時代の青森県経済と地域活性化」を、令和3年3月9日(火)に弘前大学創立50周年記念会館みちのくホールにて開催しました。
この講演会は、地域活性化の中核拠点としての機能充実・強化に向け、地域を志向とした事業の展開や、地方企業の経営ノウハウに対する見識を深め、今後の地域創生の取組を強化することを目的として開催されました。
講演会には、福田学長をはじめ、役員、部局長、教職員など約80名(オンライン配信含む)が参加しました。講演者の 森本 喜和 青森支店長からは、ウィズ/ポストコロナの経済情勢や新型コロナ禍前・後の地域を取り巻く環境変化、地域の大学にとってのチャレンジとチャンスについて説明がなされました。
特に、人口動態においては地方生活への関心が高まっている追い風はあるものの、全体的な出生数の減少を踏まえると、厳しさを増すと予想されるため、青森県内企業や個人が世の中のニーズの変化に応じて知識・スキルを磨き直し、環境変化に適応し活力を高めていくことがU・Iターンを促すうえで重要であること。また、コロナ禍後の時代に対応した技術革新やベースとなる研究について、大学への期待は高まっていくとみられ、青森県は人口減少等の面で「課題先進県」と言えるので、フロンティアを切り拓いていくことが期待される等が述べられました。
講演後に福田学長から、青森県は「課題先進県」であるからこそ弘前大学は克服策のフロンティアとなり、ウィズ/ポストコロナ時代において本学が地域活性化の中核を担っていかなければならないと発言し、最後に、本講演会に対する御礼の言葉が述べられました。


講演する森本支店長

謝辞を述べる福田学長