弘前大学

【11月21日】「2021年度 旧弘前藩藩校稽古館資料調査報告会」開催について

掲載日 2021.11.15

終了しました

 弘前藩の藩校「稽古館」が所蔵していた古典籍資料は、現在、東奥義塾高校の図書館に引き継がれ、大切に保存・管理されています。これらは、近世の津軽地域における文化・教育のあり方や、知的営為を解き明かすための貴重な資料です。弘前大学人文社会科学部では、2014年に教員の研究チームを作り、以来、学部外・学外の研究者の協力を得ながら調査を行い、随時成果を報告してきました。調査は8年目、今回の調査報告会は8回目となります。今年は、特別講師として、土田健次郎先生(早稲田大学名誉教授)をお迎えし、江戸時代の思想動向について弘前藩も視野に御講演いただくほか、調査メンバーが各専門分野の立場から最新の研究成果を報告いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

詳細

■ 日時:2021年11月21日(日)13:00~16:00(開場 12:30)
■ 場所:弘前大学・人文社会科学部4階・多目的ホール(弘前市文京町1)
※定員制40名(通常定員84名)
※Zoomによるオンライン同時配信(事前予約制・最大300名)
※社会状況によっては、全面オンライン開催に変更し、会場への来場参加を中止する場合があります。

■ 参加費:無料

プログラム

【開会】13:00
 開会の辞 弘前大学人文社会科学部 学部長 飯島 裕胤
 ご挨拶  東奥義塾高等学校 塾長 コルドウェル ジョン
【第1部:特別講演】13:10~14:10
「江戸時代の朱子学と古学」 
 早稲田大学名誉教授 土田 健次郎 先生
【第2部:研究報告①】14:20~15:10
「弘前藩藩校稽古館旧蔵資料調査の経緯と成果―未来へ向けて―」
 大正大学教授・前 弘前大学人文社会科学部教授 渡辺 麻里子
「弘前藩校稽古館の蔵書―蔵書目録と古典籍調査を踏まえて―」
 弘前大学名誉教授 植木 久行
【第3部:研究報告②】15:10~15:50
「東奥義塾高校図書館蔵『遭厄日本紀事』について」
 弘前大学大学院人文社会科学研究科修士課程(日本史) 楠美 佳奈
「東奥義塾高校図書館蔵 狂言小謡本について」
 弘前大学人文社会科学部助教(日本古典文学) 中野 顕正
「東奥義塾高校図書館所蔵日本思想史関係典籍群について」
 弘前大学人文社会科学部准教授(日本思想史) 原 克昭
【コメント・総括】
 日本大学准教授・前 弘前大学人文社会科学部准教授 武井 紀子
【閉会】16:00
 閉会の辞 弘前大学人文社会科学部 副学部長 荷見 守義
【申し込み・お問い合わせ】
弘前大学人文社会科学部地域未来創生センター(古川・原)
TEL:0172-39-3198(直)※平日10:15~17:00
Mail:irrc@hirosaki-u.ac.jp(古川) harak@hirosaki-u.ac.jp(原)


定員 40名(先着順)
参加費 無料
カテゴリ講演会等