弘前大学

「文部科学省 情報ひろば」企画展示『りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化』を開催

2023.09.12

企画展示『りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化』

本学では、「文部科学省 情報ひろば」において、2023(令和5)年9月12日(火)から10月30日(月)まで、『りんご/さくら剪定枝より作製した和紙による地域活性化』をテーマに企画展示を開催いたします。


展示内容

「りんご」と「さくら」は弘前市の主要な観光資源ですが、その剪定枝は薪などの燃料として利用される以外にはほとんど有効活用されず、多くが廃棄処分されていました。
こうした中「りんご/さくら和紙研究会」は、「りんご」と「さくら」の新しい活用方法として剪定枝を原料とした和紙の作製に取り組み、ねぷたや津軽凧といった伝統工芸をはじめ、お酒のラベルや絵はがき、商品パッケージなどの紙製品の作製に取り組んでいます。研究会ではこうした活動を通じ、産学官連携による新しい製品やサービスの開発など、青森県の魅力再発見、価値向上等による地域活性化を目指しています。

本企画展示では、「りんご/さくら和紙」の原料やお酒のラベルなどの紙製品を展示するほか、同会の会長である廣瀬孝准教授や研究室に所属する学生を映像で紹介しております。

一般の方々に「りんご」と「さくら」剪定枝の有効活用に関する取り組みや、青森県自体に興味を持ってもらう機会となっております。また会場では弘前大学オリジナルの団扇を数量限定で無料配布中!

皆様のお越しを心からお待ちしております。

展示期間 2023年9月12日(火)~10月30日(月)
開館時間 月曜日~金曜日 10:00~18:00(入館は17時30分まで)※土・日・祝日は休館
展示会場 文部科学省 新庁舎2階 エントランス (入場無料)
主な展示物 【展示物】

  • 剪定枝、パルプ、手漉きや機械漉きの紙等
  • 試作品(ねぷた、ラベル、絵はがき)、八戸国体で採用された表彰状、附属中学校生徒作成のまんじ札
パネル
  • 剪定枝を原料としたりんご/さくら和紙ができるまで
  • りんご/さくら和紙を活用した製品や試作品
  • りんご/さくら和紙研究会の取り組み
  • ひろふ弘前まんじ札展
  • 八戸国体で採用された表彰状の紹介

文部科学省 情報ひろば

https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/index.htm

関連情報

弘前大学公式ウェブマガジンHIROMAGA「未利用資源に新たな価値を!りんご・さくら剪定枝で和紙づくり」
https://www.hiromaga.com/20210521-7191/

弘前大学公式ウェブマガジンHIROMAGA【弘前大学 研究室探訪!】~教育学部 木材加工研究室(廣瀬孝准教授)編~
https://www.hiromaga.com/20221216-10914/

お問合せ先

弘前大学総務部 広報・情報戦略課 広報室 広報グループ
TEL:0172-39-3012
Email:jm3012hirosaki-u.ac.jp