新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応について

平成26年度大学院学位記授与式告辞(平成27年3月24日)

平成26年度大学院学位記授与式告辞(平成27年3月24日)

 本日、ここ弘前大学五十周年記念会館みちのくホールにおいて、平成二十六年度の大学院学位記授与式を挙行するにあたって、告辞を述べさせていただくことは、私にとって大きな喜びとするところであります。まずもって、本日大学院を修了し、学位を取得された皆さんに心よりお祝いを申し上げます。皆さん、誠におめでとうございます。

 我が国では現在、おおよそ半数の若者が大学に進学しており、大学教育が一般的になりつつあるとも言えます。また、学問は日々進歩の度合いを大きくしており、新たな学問が生まれると共に、個々の領域はますます拡大と深化を遂げています。そのような中で、真の高等教育の場として、大学院の役割が徐々に大きくなっているのは事実であり、近未来社会にあってはその傾向がますます強くなるものと思います。したがって皆さんは、高度な学問を修める人々の中の先駆者であります。是非、大学院における成果を社会において遺憾なく発揮するよう、決意を新たにしていただきたいと思います。また、皆さんの中には大学院後期過程に進学される方々も居られますが、その方々はもちろん、すべての皆さんが、今後も引き続き学問を続けていくことを明確に意識していただきたいと思います。

 皆さんの中には、外国から留学された方々も居られます。異国での生活と勉学には大きな困難もあったことと推察します。しかし、今となってはそのことも、皆さんにとって幸いな部分もあったかと思いますが、そんな中で学位取得を果たされたことを大いに称えたいと思います。今後は帰国される方や引き続き留まる方などさまざまでしょうが、弘前大学で学ばれた経験を忘れることなく、皆さんの本国と我が国との懸け橋であり続けていただくよう願っています。

 本日修了される皆さんがこれまで長い年月にわたって学び続けて来られ、本日めでたく学位を取得されたことは、第一に皆さん自身の大きな努力の結果であることは間違いありません。加えて、ご家族や学友、そして指導教員をはじめとする教職員はもちろんのこと、広く社会からの大きな支援があったことを忘れないで下さい。大学院において身に付けた知識、技能、経験などを存分に活かし、我が国や世界のリーダーとして、力強く活躍していただくことを社会は希望しています。

 皆さんの今後の活躍のためには、これまで育んで来られた皆さん自身を大切にしていただくことが、なにより必要です。自らを大切にすることには、今後、より一層研鑽を積まれることが含まれます。本日、修士または博士の学位を取得された皆さんの、ご健康とご多幸を心からお祈り申し上げて、告辞と致します。

平成27年3月24日

弘前大学長  佐藤 敬

関連ページ

各種告辞
ページ上部へ戻る